病床の人にもパワーを与える!特別な「感謝」の方法とは

病床の人にもパワーを与える!特別な「感謝」の方法とは

共感コミュニケーションで幸せになろう!NVC Singapore🦒Shihoです。

 

毎週日曜日は、NVCを体系立てたMarshall Rosenbergの言葉から
その叡智をシェアさせて頂いています。

本日はこちら↓

今回は、Marshallが著書の中で引用した言葉を選んでみました。

 

共感を邪魔するコントロール欲

 

コロナウイルスの影響で、不自由の強いられる毎日、
「イライラが止まりません!」という方もいらっしゃるかもしれません。

 

1.「家族が家事を手伝ってくれない!」
2.「在宅勤務中に子供の邪魔が入る!」

 

こういったイライラは、
どう生じ、どう解決したらいいのでしょうか。

 

 

NVCでは全てのネガティブ感情の裏には
満たされないニーズがあると考えます

 

上記の例で言えばたとえば、こんなニーズが考えられます。
(一例です)

 

1.「共生/効率性/協力/参加/聞いてもらうこと」
2.「気楽さ/効率性/空間/貢献」

 

 

まずは、あなた自身にこういった満たしたいニーズがあった事を認め、
『ニーズを満たしたかった自分』に共感してあげましょう

 

「そりゃぁイライラもするよね〜」

「協力してもらうことが大切だったのだものね〜」という感じです。

 

さて、前述のとおり
NVCでは全てのネガティブ感情の裏には満たされないニーズがあると考えますので、
当然関わる相手側にも異なるニーズが存在します。

 

たとえば、

 

1.「支え/気楽さ/自由/自発性」
2.「親密さ/見てもらうこと/ふれあい/楽しさ」

 

自分の感情に共感した後で、相手の感情、ニーズにも想いを馳せます。

 

それらを尊重して相手とつながり、互いにwin-winの解決策を模索するのが、
相手とのフラットで相互協力的な関係性を目指すNVCのイライラ解決法です。

 

この方法を実践するために肝となるのが、

コントロール欲などの
利己的な心をいかに手放せるか。

 

 

ここに「感謝」の練習が効いてきます。

 

自尊心もアップする「感謝」法

 

『感謝』の想いで心を満たすと、
様々な良い効果があることは科学的な調査で判明しています。

 

たとえば…
  • 感謝した出来事を日記に10週間書くことで、
    生じた問題を日記に記したグループと比べて、
    よりポジティブに幸福になり、
    運動量もアップ、病院へ行く回数も減った。
    (By Dr. Robert A. Emmons of the University of California, Davis,
    and Dr. Michael E. McCullough of the University of Miami)

 
  • 感謝を伝えられていなかった人に手紙を書いて
    直接届けた人たちは、幼少期の思い出を綴った
    人たちに比べて幸福感がアップし、
    1ヶ月以上持続
    した。
    (Dr. Martin E. P. Seligman, a psychologist at the University of Pennsylvania)

 

その他にも、不眠症の解消や、パートナーシップの改善にも効果的だという報告も。

 

ネット上で紹介されている感謝の練習は、その多くが単に感謝を日記に綴ったり
心の中で唱えたりするもの。

 

今回は、個人的にそれ以上にポジティブな効果が大きいと思っている、
NVCのベテラントレーナJim&Jori Manske夫妻のワークショップで習った
特別な感謝の練習方法をご紹介いたします。

 

この練習方法は、通常の感謝の練習に加え、
【自分の力を認識する】トレーニングが含まれており、
NVC Singaporeのクライアント様の中には、
病床にあるお母様と取り組まれて、精神的に落ち込まれていたお母様が
明るくなったとご報告くださった方がいらっしゃいます。

 

自尊心もアップする感謝の練習

1. Observation/観察 – 起きた出来事は? 2. Needs/満たされたニーズは? 3. Feelings/その時を振り返って「今」感じる感情は? 4. Power/その出来事が実現する為に自分がした事は?

【私の例】
1. 完全に在宅勤務になってから、旦那さんが皿洗い担当になってくれた。
2. 協力/サポート/気楽さ/秩序(私より台所を綺麗にしてくれる)/健康・美(手荒れが減った)
3. 暖かい感謝/明るい/嬉しい
4. 初日に家族にもっと家事分担して欲しいと申し出た。

 

「感謝」というと、つい他の力ばかりを意識し、自分を小さく感じてしまいますが、
この練習方法が思い出させてくれるのは、

関係するあらゆる出来事について、私たちは必ず自分の力を供しているという事です。

 

極端な例で言えば、「命があって感謝」というような場合でも、
「生きる事を選び、自分の生命を維持する努力をしている」という、あなたの力が供されているのです。

 

この事は逆に、不満を抱える出来事が起きた場合、
「自分はその不満を改善する為に力を尽くしたか?」という問いかけにも変わります。

 

 

私たちには力があり、自分の身に起こるあらゆる出来事に対して
力を行使していく責任があると思い出させてくれるのです。

 


 

これまでの当たり前が制限された、現在の生活の中では、
少し視点をシフトするだけで、沢山の「感謝」に思い至ることが可能です。

 

このブログを読んでくださったのも何かのめぐり合わせ。

 

ぜひ週に一回でも「自尊心もアップする感謝の練習」してみませんか?

 

私も来週から記事内で、リマインドを兼ねてシェアさせて頂きます♡

 

書いた後、あなたの身体と心はどんな感じがするでしょうか?

 

Thanks for reading ♡

 

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『Miki Amritaの水瓶座時代の愛と使命の創り方』

 

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