
04 Jul ポジティブ過ぎる方いませんか?
共感コミュニケーションで幸せになろう!NVC Singapore🦒Shihoです。
毎週日曜日は、
NVCを体系立てた
Marshall Rosenbergの言葉から
その叡智をシェアさせて頂いています。
本日はこちら↓
突然ですが、実はただいま新しいコンテンツを開発中!
2年前に出会った自律神経についての学びを
アップデートしたり、
様々な角度からNVCになぜ人を癒し
力強くしていくパワーがあるのか…
人はなぜそもそも関係性に問題を抱えるのか…
その辺りの理由をよりクリアにしていっている感覚です。
NVC、そしてセルフ・リーダーシップ
ソフィアプログラムによって、
自分の変化を実感するだけでなく、
人が癒され、力強くなっていく場面も
何度も目の当たりにしてきました。
そういった奇跡をより多く実現させるため、
関係性において悩める人たちの手に届きやすい、
理解しやすい形で提供できるよう精進しています!
どうぞ楽しみにお待ちくださいね!
さて、
今日はコンテンツ開発のために学び直している
「自己防衛の戦略」について。
「基本ポジティブ!」なそこのあなた…
もしかして自分の事か?と
感じられるところがあるかもしれません。
お役に立てると嬉しいです🕊
💎自己防衛の戦略とは
💎必要な自己防衛/厄介な自己防衛
💎自分を否定し続けたポジティブ女Sさん
💎自分とつながり直す方法
💎感謝日記
自己防衛の戦略とは
自己防衛の戦略とは、
「心身の健康を守るために
意識的/無意識的に、鈍感になろうとしたり、
他者や自己の内面と距離を置いたりする措置」
のことを言います。
自己防衛戦略のほとんどは、
幼少期の早い段階で取られるようになるもので、
本来は、非常事態をきり抜けるためのものと言われています。
自己防衛には、
恐ろしい感情、思考、願望から
自分を守るための<内的自己防衛>と
距離を突然詰めてくる他者から自分を守るための
<対人自己防衛>がありますが、
今回の記事では、
内的自己防衛について記していきたいと思います。
必要な自己防衛/厄介な自己防衛
内的自己防衛の例を見てみましょう。
例えば、
似たような経験、皆さんにもありませんか?
この場合、自分の感覚と感情に素直になって、
大声で泣いても、恥ずかしさから逃げ出しても
友達から笑われてさらに恥ずかしい
思いをしてしまうかもしれない…
すると更にショックを受けてしまうだけです。
ゆえに、本来の感情を隠し、
ヘラヘラと平気な顔をした訳ですね。
こういった場合の自己防衛戦略は、
健全で有効なものと言えます。
例えば帰宅後に、親や兄弟など
安心できる相手に素直に話をし、
そこで感じた感情に寄り添い、受容し、
心身を立て直させてもらえれば、
自身の心ときちんと繋がり、
自分自身を置き去りにせず、
防衛戦略はあくまで一時措置として
コントロールすることができるのです。
しかし、そういった相手がいなかったり、
そこでもありのままの感情を認められなければ、
どうなるでしょうか?
自分の本当の心と身体の反応と距離を取り続け、
初めは意識的だったその行動が、
無意識になってきてしまいます。
これが厄介な自己防衛。
そうなってしまったのがSさんです。
自分を否定し続けたポジティブ女Sさん
Sさんは、
幼少期から、自分の素直な感情を表現したり、
心からの望みを伝えた時に、
親から受け止めてもらえず、
よく否定をされたり、
間違っていると諭されたそうです。
例えば、
ネガティブな感情を否定する
そんな言葉だったり、
テストでいい結果を取って
「嬉しい!誇らしい!」
とポジティブな感情を抱けば
即座にマイナス点を指摘され
というメッセージが送られたり。
未来に対する自分の望みも、
誰かを好きになる気持ちも、
それが親の意向に沿っている場合にだけ
認めてもらえたそう。
だから、
彼女は知らず知らずのうちに、
自分の素直な感情を感じ、
表現する事を止め、
親が望んでいる表現、
親に認めてもらえそうな考えを予測し
物事を選択、表現するようになりました。
いつしか、
他者に迎合して表す自分の感情や思考を、
自分のものだと勘違いをしてしまったSさん。
などと捉えていたそう。
加えて、
Sさんのご両親は、
とっても人当たりが良く、
特にお母様はご近所への気配りやお料理も上手。
「他者に褒められる親」
であったこと、
そして、
Sさん自身が他者に合わせることで
「コミュニケーション上手」として
褒められてきたことも、
という彼女の思い込みをサポートし、
不要な自己防衛反応が
強化されることとなりました。
「本物の自分」を否定し続けたSさん、
大人になって全身にアトピーを発症。
様々な検査をするも、
病院では心因性と告げられ、
その原因は未だにはっきりとしないままだそう。
彼女曰く、発症した際に抱えていた
非常に大きなストレスは、
まさに「他者に迎合しすぎる」事による
疲弊だったそうです。
自分とつながり直す方法
Sさんは、親を始め
他者に受け入れられるため、
自分の感情や痛みを感じる事を避け続けてきました。
<自分の本当の声を失っていた>
<自分を信頼することができずにいた>
と言います。
そんな彼女、実は
幸運にもNVCと出会い実践を重ねています。
それによって
自分とのつながりを取り戻しつつあり
<自分の本当の声を取り戻し>
<自己信頼を高めている>
そうです。
彼女が自分とつながり直すまでの道のりは、
次のようなものでした。
冒頭のQuoteにある
「最も貴重なギフト」である
全身全霊でただそこに在り共感してもらうこと。
NVC仲間との間でその経験を重ねることで力を得て、
Sさんは、かつて心の奥底に葬られた感情や痛みを認め、
そこで満たされなかったニーズにも出会い直しました。
受容/イキイキさ/価値の承認/本物であること/ケアされること/選択/気の置けなさ/つながり/一貫性/創造性/気楽さ/効果的であること/共感/平等/探究/自由/正直さ/含まれること/統合/愛/嘆き/相互承認/嘆く事/イキイキさ/知ってもらう/理解してもらう/受容/つながり/愛/ニーズを満たす力/自己受容/自己表現/自己実現/聴いてもらえること/理解されること/大事にされること/信頼/心身の健やかさ
あまりに多くのニーズが出てきて
とても驚いたそうです。
「共にあり、寄り添って欲しかった」
という幼少期に満たされなかった想いと
そこにあったニーズは、
今ここで「共にあり、寄り添ってもらう」
経験を重ねることで、受け入れられ、
過剰な自己防衛戦略を放棄する力となるのです。
自分のあるがままの感情と望みを感じられるようになること。
そして、それを表現する力を得ること。
NVCは、「今ここ」で
過去をも癒すことのできる
パワフルなコミュニケーションなのです。
過去を癒す、NVCベースのセルフリーダーシッププログラム❤️↓
NVC Singapore/Sophia Global Center代表
——–
🕊Observation(感謝する事実):
▷ブログを書くことで学びが深まった事に
🕊Needs(満たされたニーズ):
▷気づき、学び、本物である事、希望、
🕊Feelings(その事を思った「今」の感情)
▷嬉しい、すっきりした
🕊Power(その事実に対する自分の貢献)
▷休日時間を割いてブログを完成させた
Thanks for reading ♡
NVCを生きようとすることは、
第三言語を話していこうと決意するようなもの。
NVCを話す人たちとの交流を密にし、
日常的に実践しなくては、
どうしてもPOWER OVERなシステムから生まれた
言葉と意識に引っ張られてしまいます。
「自分を生きる」を叶えたい方にぜひ参加して頂きたい!
日々のメンバーとのつながりや定期的な全体会など
安心安全の場でエネルギーチャージをしながら、
一緒にNVCを生きていきませんか?
基本的には毎月2回目の月曜日 10:30- 12:30(SGT) が定例会。
開催場所は、ZOOMですので、
お時間が許せば全世界からご参加可能です。
NVC Singaporeにて、
NVC基礎講座、中級講座、ニーズ講座(Shiho担当)を
学んだ方はもちろんのこと、
他の団体や講師から学んだ方でもご参加いただけます。
【コミュニティ費】
$48-/月
【コミュニティ費に含まれるもの】
▶︎月1の定例会の参加
▶︎定例会の動画視聴
▶︎自主練習会への参加
▶︎満月瞑想会への参加
▶︎インナーアクティブカードなど、Sophia Global Centerの扱う商品の割引購入
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