
06 Jun 「学校行きたくない…」我が家の付き合い方
共感コミュニケーションで幸せになろう!NVC Singapore🦒Shihoです。
毎週日曜日は、
NVCを体系立てた
Marshall Rosenbergの言葉から
その叡智をシェアさせて頂いています。
本日はこちら↓
Covidの市中感染者が増加した事による引き締め対策により、
5月3週目からオンライン授業(HBL)となっていたシンガポール。
HBL中は、10:00から14:40まで、
20分の休憩を挟みながら5回の授業。
耳の健康に気遣いイヤホンは使わせていない我が家には
姉妹別々の授業から
様々な音とエネルギーが発されていました。
ママのサポートがなく
受けられる授業も中にはあったものの、
PCは使われてしまっていて仕事はできないし、
本を読もうにも集中できない…で
なんだか毎日ヘトヘトの2週間でした。w
今日は、そんな生活が明ける直前、
我が家で繰り広げられた
学校行きしぶりのお話しです。
「ずる休みなんてだらしがない。」
「休まず学校行けて偉いね。」
NVC的には悲劇的なこれらの表現。
でもどちらにも、大切なニーズが隠れています。
100回を超える次女Rの訴え
「学校は行くもんだ」に隠れたニーズ
目指したのは、正しさを押し付けないコミュニケーション
感謝日記
100回を超える次女の訴え
Covidの市中感染者が増加した事による引き締め対策により、
5月3週目からHBLとなっていたシンガポール。
多くの学校がさらに6月中2週間のHBL延長を決定する中、
娘たちの学校では、保護者の多数決により、
きっかり2週間で通常授業への復帰が決まりました。
という事で、先週月曜日から
娘たちは学校へ行ける事に。
ヤッホーイ!
と開放感を味わう母の一方で、
子供達、特に次女Rは
「ママと一緒にいたい〜」
「学校行きたくなーい」と、
学校へ戻ることが決まった日から
ぐずぐずとし始めたのです。
月曜日の朝を迎えるまでに、
ゆうに100回以上は耳にしたこちらの言葉。
NVC道を歩む母
行きしぶりは初めてじゃないし、
「はいはい。また来ましたね〜。
いくらでも弱音を吐きなされ〜。」
と落ち着いて対応していました。
「そうか〜行きたくないんだね〜」
「何か心配なことがあるのかな?」
「どんなニーズが大切なんだろう?」
と、とにかく気長に聴く聴く聴く。
でも、いくら話を聴いても
休みが必要そうなポイントが見当たらない(笑)
(そして学校で過ごす事自体に
何の問題もなさそう)
いくつか挙がった彼女のニーズを
お休み以外の形で満たすことを提案しても、
首を強く横に振り、
ただ家にいたい。
ママのそばにいたい。
その一点張り。
親側のニーズを伝えても意に介せず、
「休んでいいよ」の一言を
引き出すまでとにかく粘ろうと思ったようで、
日曜夜は、話を聴き終わった3分後には
また「行きたくない…」と言う続けるものだから、
流石に「根気あるな..😅」と…w
そこで、
「どうしてもお休みしたいなら
パパとお話ししておいで。」
と促しました。
「学校は行くもんだ」に隠れたニーズ
しかし、我が家のパパは
「病気でないなら学校は休まず行くもんだ」
そんな考えの持ち主。
Rあえなく敗退 (笑)
「学校は休まず行くべき」
私もそうやって育ってきたので
よく理解できます。
「めざせ皆勤賞」という風潮があり、
何なら体調崩した事だって
自分がいけないことをしたような感覚
があったのを覚えています。
そういった私たちの育ちの中で
固定化した考え方であるだけでなく、
そこには娘たちに対する願いがあり、
加えて、パパは安くない授業料を
毎月支払ってくれているのですから、
そこにも学校を行くことを
大切にして欲しいニーズがあったでしょう。
学び
成長
一貫性
流れ
探究
価値の承認
表現されなかったけれど、
大切にされたかったのはきっと
そんなニーズたち。
目指したのは、正しさを押し付けないコミュニケーション
当然のことながらちょっとしょんぼりして戻ってきたR。
かといって私もRの話を聴き続けて
「学校行けるな」と思っていたので、
戻ってきたRにしたのは、
彼女のがっかりに寄り添うこと、
加えてパパのニーズを翻訳して伝えること。
それによって目指したのは、以下の2つ。
- Rが恐れや恥の感情によって行動しなくていいようにすること。
- 親の愛を伝える事。
親子や上司部下の関係性など、
パワーの差が明確であるほどやってしまいがちな
「道徳的な評価」に基づいて
相手を正しい/間違っている
と断じてしまうコミュニケーション。
例えば、
「人を叩くのはいけない!」
こんな、
だって絶対正しいよね?!
と思いがちな表現も、
道徳的な評価に基づいたメッセージの一例。
こういったコミュニケーションがもったいないのは、
温かいつながりが作れない事
人生を素晴らしくする事に貢献しにくい事
「君は間違っている!」
「〇〇すべきでない!」
そう相手を評価し断じた途端
その人に対するこちらの抵抗感は
強化されるもの。
そして、断じた相手からも
反発、抵抗のエネルギーを感じる
可能性が高いでしょう。
場合によって相手が従順になることもあり得ますが、
それは裁かれることへの恐れや
断じられた事に対する恥の意識から
なされた行動であることが多いのものです。
そういう場合、
相手は往々にして内面で怒りを感じ、
あなたと温かなつながりを
作ろうとするよりも
心の溝を広げていくでしょう。
あなたがどんなに相手の幸せを願って
愛情からメッセージを発したとしてもです。
もしくは、相手が自尊心の低下を感じ、
自己信頼の力が弱まってしまったり
するかもしれません。
「大切な関係性を
そんな風に壊したくない!」
「人生を豊かにするための
コミュニケーションをしたい!」
そう望まれる方には、ぜひ
互いの必要としている事(ニーズ)に
意識を向け、それを満たそうとする
NVC流のコミュニケーションを
試してみていただきたいと思います。
自分も相手も大切にする
NVCのコミュニケーションで
人生をより豊かにしませんか?
NVCも学べます❤️↓
NVC Singapore/Sophia Global Center代表
——–
🕊Observation(感謝する事実):
▷お友達がビデオを編集してくれて、みんなでMちゃんのお誕生日をお祝いできたこと
🕊Needs(満たされたニーズ):
▷祝福する、つながり、あたたかさ、愛
🕊Feelings(その事を思った「今」の感情)
▷ありがたい、愛おしい、嬉しい、あたたかい、
🕊Power(その事実に対する自分の貢献)
▷お友達のアイデアに賛成し、ビデオを送ったこと
Thanks for reading ♡
NVCを生きようとすることは、
第三言語を話していこうと決意するようなもの。
NVCを話す人たちとの交流を密にし、
日常的に実践しなくては、
どうしてもPOWER OVERなシステムから生まれた
言葉と意識に引っ張られてしまいます。
「自分を生きる」を叶えたい方にぜひ参加して頂きたい!
日々のメンバーとのつながりや定期的な全体会など
安心安全の場でエネルギーチャージをしながら、
一緒にNVCを生きていきませんか?
基本的には毎月2回目の月曜日 10:30- 12:30(SGT) が定例会。
開催場所は、ZOOMですので、
お時間が許せば全世界からご参加可能です。
NVC Singaporeにて、
NVC基礎講座、中級講座、ニーズ講座(Shiho担当)を
学んだ方はもちろんのこと、
他の団体や講師から学んだ方でもご参加いただけます。
【コミュニティ費】
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【コミュニティ費に含まれるもの】
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