20 Jun NVCの実践でつまづいているあなたへ
共感コミュニケーションで幸せになろう！NVC Singapore🦒Shihoです。
毎週日曜日は、
NVCを体系立てた
Marshall Rosenbergの言葉から
その叡智をシェアさせて頂いています。
本日はこちら↓
毎週Marshallのquoteと共に、
私の日常でのNVC実践について
綴っているこちらのブログ。
読者の方の中には、
「NVCの本を読んで自己流で実践を積んでいます」
という方も多いようで、
「プログを参考にしています！」
という嬉しいメッセージをくださる方が多くいらっしゃいます。
(いつも読んでくださってありがとうございます♡)
もしかすると、
あなたもそんなお一人かもしれませんね！
NVCは本を読んだだけでは
なかなか実践に至るのが難しいと言われています。
なぜなら、
私たちの社会におけるコミュニケーションは、
そのほとんどが、
「共感的」なものではなく
「評価／判断」を伴った暴力的なものだからです。
<*NVCでは、ニーズを蔑ろにする行為を
暴力的と捉えます。>
そもそも自分たちが普通に話している言葉が、
暴力的だなんて！
そんなことを意識した事がある人の方が
少ないのではないかと思います。
私も最初は本当に驚きました！
今日は、NVC実践初期の方に向けて、
もしくは、何年も実践を試みているけれど、
それを難しいと感じている方に向けて、
私が普段大切にしていて、
「これがきっかけで実践がスムーズになった！」
と感じているポイントをお伝えします。
鍵は冒頭のマーシャルのquoteにも。
どなたかのお役に立てると嬉しいです🕊
💎 NVCが上手くいかない最大の要因
💎 Doing giraffeとBeing giraffe
💎 感謝日記
NVCが上手くいかない最大の要因
今やNVCをニーズ講座やPodcastの音声配信など
様々な場所でお伝えしている私ですが、
実践を始めた当初はもちろん、
思うようにならないな〜という葛藤を沢山味わい、
悩んだこともありました。
NVCを実践し始めた直後の自分を思い出してみると…。
などなど、掘り起こせばまだ出てきそうですが、
例えばこんな葛藤がありました。(笑)
中でも最も難しかったのは、
どうしても「反応」してしまう！…ということ。
NVCの4つの要素
<観察><感情><ニーズ><リクエスト>
に則っているのに
相手から思っていたような言葉が引き出せない…
思っていたような行動を導けない…
そんな時、途端にイライラしてしまっていたように思います。
すでにNVCを学んでいる人たちとのコミュニケーションと
NVCを知らない人たちと取るコミュニケーションでは、
その実践の難しさは何百倍も違うのに！
「同じようにいくはずがない」
と頭でわかっていたから、
時をおいて自己共感はできたけれど、
渦中にいる時はイライラから、
まさか共感リスニングを試みにている人とは
思えない形相だったと思いますよ！(笑)
明らかにそこには「期待していた結果」があって、
それにより「相手を思い通りにしよう」という意図が働いて..
自己と他者の本物さを大切にしながら、
豊かなつながりを築きたいと願って始めたNVCなのに、
いつのまにか
「NVCを”自分の思い通りに”実践すること」が
ゴールになってしまっていたのだと思います。
それは、全くNVC的出ない
POWER-overな世界観ですよね。
私は、NVC実践が上手くいかない最大の要因は、
NVCをしようとすること(Doing)と
NVCを体現しようとすること(Being)の間の
大きな差にあると思っています。
Doing giraffeとBeing giraffe
NVCでは、キリンは
共感的に聴くことの象徴として登場します。
それは、こんな理由からだと言われています。
その反対に位置するのはジャッカル。
評価／批判／判断を伴って共感的でない聴き方をする事の象徴とされています。
マーシャルもこんな格好でデモをしていました。
これは、頭にキリン、右手にジャッカルの図。(笑)
前述のように、私は
「NVC実践の壁となるものは
Doing giraffeとBeing giraffeとの間にある。」
と考えているわけですが、
それは言い換えてみれば、
POWER-overとPOWER-withの差
そして、
ゼロステップができているかいないかの差
だと思っています。
ゼロステップとは、
CNVCのベテラントレーナである
Jim&Jori Manskeご夫妻が提唱している
NVCの4つの要素の前の段階のこと。
0. ☆ ここが0ステップです ☆
1. 観察
2. 感情
3. ニーズ
4. リクエスト
0ステップは、一言で言うと「自分とつながる」プロセス。
私は、Jim&Joriから直接このゼロステップを学びました。
お2人のリードでそれを身体に落とし込んだその日、
私が強烈に実感したのは、
”Just be ourselves…”
私たちにできる事はそれしかないし、
それでいいのだ…ということ。
その瞬間、それまでの自分の人生の
手痛い失敗も含めた全て受容し、
「本物の自分」として
人と関わるための方法を
実践的に学んだ気がしました。
自分自身を受容する。
何が起きても良いと許容する。
それができて初めて、
相手をあるがままに受け入れることが
できるのです。
NVCの実践で手応えを感じ始めたのも、
この「ゼロステップ」を落とし込んでから。
NVCが目指すところ。
それは、
共感的な授受を可能とする人間関係を作り出すこと。
全てのニーズを平等に大切なものとして扱い、
なるべく多くのニーズが、
なるべく少ないコストで満たされることを目指すNVCは、
POWER-withで、WIN-WINの状態を目指します。
冒頭のMarshallの言葉からも
その考え方がうかがえるでしょうか？
私たちがこの世界で平和に、幸せに生きるためには、
関わる他者にとっても平和そして幸せが実現されている
必要があるのです。
なぜなら、1人でも何か不満を抱いた人がいたならば、
その人が目の前の相手や社会に対して
反発し、暴力的な動きをするかも知れないですよね。
加えて、私たちは皆つながって生きています。
何もスピリチュアルな話をしなくても、
例えば、私たちの祖先とのつながり、
親戚とのつながり、
私たちの日々の生活を支えてくれている
衣食住のことを考えても、
私たちは必ず「誰かのおかげ」で
生かされているのですから。
私たちは他者を必要としている
生き物なのです。
究極的には、
自分だけ幸せになる事はできない。
そんな明らかな事実を認めることも、
あなたのNVC実践を助けてくれるかもしれません。
今日からあなたの歩みが
より輝かしいものとなる事を信頼しています🕊
Being giraffeを可能とするインナーピーストレーニングあります❤️↓
NVC Singapore/Sophia Global Center代表
——–
🕊Observation(感謝する事実)：
▷半年以上ぶりに娘たち2人だけで外遊びに行ったこと
🕊Needs(満たされたニーズ)：
▷イキイキさ、気楽さ、スペース、健康、
🕊Feelings(その事を思った「今」の感情)
▷嬉しい、ありがたい、ワクワクする
🕊Power(その事実に対する自分の貢献)
▷ランチ前ながら外に行きたいというリクエストを受け入れたこと
Thanks for reading ♡
NVCを生きようとすることは、
第三言語を話していこうと決意するようなもの。
NVCを話す人たちとの交流を密にし、
日常的に実践しなくては、
どうしてもPOWER OVERなシステムから生まれた
言葉と意識に引っ張られてしまいます。
「自分を生きる」を叶えたい方にぜひ参加して頂きたい！
日々のメンバーとのつながりや定期的な全体会など
安心安全の場でエネルギーチャージをしながら、
一緒にNVCを生きていきませんか？
基本的には毎月２回目の月曜日 10:30- 12:30(SGT) が定例会。
開催場所は、ZOOMですので、
お時間が許せば全世界からご参加可能です。
NVC Singaporeにて、
NVC基礎講座、中級講座、ニーズ講座(Shiho担当)を
学んだ方はもちろんのこと、
他の団体や講師から学んだ方でもご参加いただけます。
【コミュニティ費】
$48-/月
【コミュニティ費に含まれるもの】
▶︎月１の定例会の参加
▶︎定例会の動画視聴
▶︎自主練習会への参加
▶︎満月瞑想会への参加
▶︎インナーアクティブカードなど、Sophia Global Centerの扱う商品の割引購入
【ご参加希望の方へ】
こちらの申し込みフォームをお送りください。
