
17 May 子供の最高のパフォーマンスを引き出すためには
共感コミュニケーションで幸せになろう!NVC Singapore🦒Shihoです。
毎週日曜日は、NVCを体系立てた
Marshall Rosenbergの言葉から
その叡智をシェアさせて頂いています。
本日はこちら↓
ー ニュートラルなラベルにも要注意
ー ポジティブな声かけの注意点
ー おまけ 「感謝の練習」
インターに通う我が家の娘達、
英語の先生からよくこんな言葉をかけられています。
“You guys are having beautiful genius brains! “
「あなた達はみんなとっても美しくて
賢い脳みそを持っているんだからね!」
「もっとできるようになる!」
そんな思いを込めて先生に励まされたら嬉しいものですよね。
頑張ろうって思いますよね。
で、結果として学びに向かうポジティブな姿勢ができ
本当に力が伸びてくるわけです。
期待をかける事で相手が本当に成長する、
これを心理学ではピグマリオン効果と言います。
今回シェアしたマーシャルの言葉にある
「自己成就予言(Self-fulfilling prophecies)」の一例です。
コーチングなどで用いられる
「マニフェスト(目標や自分がありたい姿を宣言する事)」が効果的なのも、
この自己成就予言によるものですね。
ということは、何気なく口にする
「本当だらしない人だよね…」
「あの人遅刻魔だから。」
「私、おっちょこちょいでさ。」
こんなネガティブなレッテルも、あなたが口にすればするほど
相手を、あなた自身を、その言葉に縛り付け、
益々それらにぴったりの人間に近づけてくれるという訳です。
イライラから、ストレス発散のつもりでつい言いたくなりますが、
違う現実を望むのながら控えた方が良さそうですね。
「ネガティブなレッテルを貼らないのが大切。」
それだけで終わらないのがNVCです。
これは、私がNVCを学び始めてハッとさせられた事の1つなのですが、
マーシャルは、一見無害に思える以下のような言葉も
その人の「ありのまま」を捉える妨げになると注意を促しています。
「彼は中国人だから。」
「あの人はお医者さんだから。」
「私は母親だから。」
「中国人」「医者」「母親」そういったラベル付けによって、
固定化された先入観や役割を通してその人を捉える事になります。
それは、常に流動する「イマココ」「ありのまま」で
豊かなつながりを得ようとするNVCの試みからは離れることなのですね。
ここまでの話をまとめると、
1. ポジティブな声かけで相手の力を引き出せる
2. ネガティブなレッテル貼りはNG
3. ニュートラルなラベルにも要注意
という事になりますが、実はポジティブな言葉かけにもある危険性が潜んでいます。
それは、過度な期待をかける事により相手を潰してしまう可能性がある事。
小さい頃から親の期待に応える事に専念してきた子が、
それに応えきれない事で自分を責めて病を発症したり、
突然反発的な態度を取るといった事例を聞いたことはありませんか?
難しいですよね。
期待をかけたら伸びる、でもやり方を間違えると潰してしまう。
一体どうしたら良いんだ?!
私も悩み右往左往してきました。
NVC道を歩み出して数年、
大分自分の中に大切にしたい軸が出来てきたように思います。
今現在、私が声かけの際にチェックするポイントは以下の3つです。
相手を支配しようとする、暴力的なエネルギーではなく
相手の力を信頼して共にある、愛のエネルギーで声をかける。
どうでしょうか?
ご自分だったらどう声をかけて欲しいか、
そんな視点で考えてみるのもいいかもしれないですね。
Thanks for reading ♡
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