家族のウツを防ぐためにできること

家族のウツを防ぐためにできること

共感コミュニケーションで幸せになろう!NVC Singapore🦒Shihoです。

 

毎週日曜日は、

NVCを体系立てた

Marshall Rosenbergの言葉から

その叡智をシェアさせて頂いています。

 

本日はこちら↓

 

 

いよいよ通学再開!

 

小規模インターに通う我が家の姉妹MとR。

 

サーキットブレーカーの段階的解除が始まった6月頭に
国からは段階的な通学が許可されていたにも拘らず、

生活上の規制が多く子供達のストレスになるだろうという理由から、

6月はオンライン授業が続いていました。
 

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ついに、7/1から通学が再開されました!

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姉Mは、オンライン授業も休まず参加していたこともあり、

また本人が、自分は学齢期で学校へ行くものだと認識していることもあり、

いたって冷静に当日を迎えました。

 

一方妹R。

「7月から学校通学できるんだって♪」と聴いた瞬間、

「え〜〜っRちゃん行かなーい!やだやだ〜!」と拒否反応。

 

オンライン環境に慣れず、6月は休学していたこともあり、

まぁ想定内の反応ではありました…。

 

 

 

あなたならどうする?

 

こんな状況の時、あなたならなんと声をかけますか??

 

 

  • 「学校は行かなくちゃいけないよ。」と説く。

 

  • 「お願いだから行ってください〜。」と懇願する。

 

  • 「行ったら楽しくなると思うんだけどな〜。」といった知的理解を示す。

 

 

残念ながら、どれも共感ではありませんが、

ついつい口から出てしまいそうな言葉ではないですか?

 

しかしこれらの言葉は、ともすると、

 

  • 「いやでも我慢しなくちゃいけないんだな。」
  • 「行かないとママたちが困っちゃうんだ。」
  • 「楽しいと思えない自分がいけないのかな。」

 

 

そんな思いを、子どもに抱かせかねない声かけです。

 

子どもの性格やそういった声かけの頻度によって、

ウツになりやすい「良い子ちゃん」にしてしまうかもしれません。

 

 

「良い子」でいるとウツになる?!

 

「良い子」でいる。とはどういう状態でしょうか?
 

 

 規則を守る。

 反抗しない。

 いつも他人に譲る。

 親や先生の思う通りに行動する。

 他人の意見に迎合する。

 

 など

 

気に入らない規則があっても、納得できない事を言われても

「ルールはルール!」と守りきる。

自分が望んでいたことがあっても他を優先する。

 

こういった場合、必ずその子の中には、

一定のネガティブ感情や、自分自身の考えが浮かんでいるはずですが、

それらを常に否定し、蓋をしているということになります。

 

そう、「良い子ちゃん」は、自己否定を続けてしまう、

「ありのままの自分」を認められない子とも言えるのです。

 

自分のネガティブ感情を認められない人、

またネガティブ感情を持った事を批判的に捉える人は、

より精神的ストレスを感じやすく、

ウツなどの心理的障害を抱えやすいという研究結果が出ています。

 

 

また、「良い子ちゃん」は自分への信頼度が低くなりがちで、

常に他人の顔色を伺ったり、誰かの正しさに依拠しないと不安なため、

単独で意思決定をする事に大きな恐怖心を抱きます。

 

いや、本当怖いんです。

めっちゃ怖いです!!

ここ数年ようやく自己決定ができるようなってきたと感じる、

元「 良い子ちゃん」の私が証言します。

(ブログ書くのも相当怖かった…!)

 

 

 

ネガティブも共感的に受け止める

 

という訳で、

 

精神的な健康を維持するため、

自分の望む選択をできる強さを育てるためには、

その子の「ありのまま」をまるっと認めてあげることが欠かせません。

 

ネガティブな感情も批判せず、共感的に受け止めることが肝要です。

それによって、ネガティブな感情を安心して感じられる環境を作り、

ネガティブな部分も含めて認められ、愛されていると実感させてあげましょう。

 

前述したような「学校に行って欲しい」という思いを伝えたい場合でも、

必ずまずは、その子の抱いた「行きたくない」という想いに

十分耳を傾けてあげてからにしてくださいね。

 


 

話は戻って我が家の場合。

 

結局「7月から学校行くんだよ。」と言われる度に

「やだ〜Rちゃん行かな〜い」と言い続けていたR。

 

その度に想いを吐き出させつつ、もうひとつした事がありました。

 

それは、ある人に教えていただいた

『人はワクワクしたエネルギーに引っ張られる』という知恵に基づいて、

MとRの気持ちが少しでも前向きに、軽くなることを願って、

学校で起こり得る楽しい事を、

こちらがハッピーなエネルギー全開にして話す事。

 

そして後は「ま、どんな状況になっても大丈夫か。」

そんなRの育ち、命に対する信頼感を持って構えていました。

 

 

蓋を開けてみれば…。

 

さて、通学再開前日。

段々と学校が楽しみになってきたMが、

「Rちゃん、明日から学校行くんだよ!」と言うと、

R「え〜わかったよ〜」というコメントで、満更でも無さそうに応答(笑)
 

互いに支え合って頑張っているんだなぁ♡と

側から見てみてニンマリ、そしてなんだか頼もしくも感じた場面でした。

 

その晩2人は、遠足前日のような雰囲気で楽しそうに学校の支度をし、

翌朝も張り切って出かけて行ってくれました。

(宿題も楽しんで取り組めました♡)

 

昨日Rに改めて、

 

「どうして学校に行きたくなかったの?」

「楽しみになったのはどうしてだろう?」

 

とカードを使って話をしました。

 

 

 

ポジティブな感情もネガティブな感情も、両方渦巻いていたRの心。

 

「お家にいる方が楽チンだからなぁ〜。」

「久しぶりでちょっと緊張するな〜。」

 

だけど、

「お友達と会って遊べたら楽しいなぁ♪」

 

ニーズまで降りて話をして、ちょっとスッキリしたかな?

 

様々な想いを持つ自分を、

ありのまま受容する/してもらう。

 

その経験が、彼女を少しずつ、

強くしなやかにしていくと信じています。

 

 

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Gratitude Practice – 感謝の練習

*詳しい記事はこちら

Observation (感謝する事実):
 長女Mが熱中してオリジナルLEGO作品を作っている事

 

Needs (満たされたニーズ):

 発見、成長、命の祝福、楽しさ
 

Feelings (その事を思った「今」の感情):

 嬉しい、幸せ、期待している、ワクワク

 

Power (その事実に対する自分の貢献):
 LEGOを買った事、作品を見て喜んでいる事

☆性格や趣味趣向の違いが面白い姉妹育児。長女は制作やお描きなど造形的な活動が大好き。
細かい作業が得意で、色使いのセンスも良いので、彼女が作り出す作品を見るのは

毎度本当に楽しみです。LEGOが大好きで、来週のお誕生日プレゼントもLEGOを所望。
作り出すと、キリがつくまで離れられず、ご飯もおやつさえ食べずに没頭しています。
間違いなく彼女の情熱のありか。宝です
宝石紫
 

 

Thanks for reading ♡

 

 

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