相手に恐れを感じたら〇〇してみましょう

相手に恐れを感じたら〇〇してみましょう

共感コミュニケーションで幸せになろう!NVC Singapore🦒Shihoです。

 

毎週日曜日は、

NVCを体系立てた

Marshall Rosenbergの言葉から

その叡智をシェアさせて頂いています。

 

本日はこちら↓

 

相手に共感すると安心感を感じる。

今日は、姉妹育児を通したその実体験と、

5歳児の怒りの収め方についてです。

 

コミュニケーションにおいて、相手に怖さを感じたことはありますか?

 

 

大声で怒鳴られた時?

怒り狂う相手に対峙した時?

 

そのほか、

初対面で相手がどんな人かわからない時や、

面接など自分が評価される立場にある時も怖いかもしれませんね。
 

「こわい」の感情は、

それによって逃げたり戦ったりと、

身を守るための行動を取れるよう、

生物が生き長らえるために備わっている情動です。

 

爬虫類脳と言われる、

脳の深く中心部にある扁桃体という部位で生まれる感情です。

 

人間は進化の過程で脳を大きく発達させ、

理性的に物事を考えられるようになりました。

それによって、扁桃体の働きを抑え、

生存本能に過剰に反応しない選択ができるようになったわけです。

 

 

 

 

相手に共感すると安心するのはどうして?

 

それは、人間を人間たらしめている

理性的な脳部位を働かせることで、

動物的な生存本能を司る扁桃体の働きを抑えられるからです。

 

そして、共感していく過程で、

相手にも自分と同じような人間らしさを見ることで、

弱さも含めたこちら側の人間臭さを出していくことが

怖くなくなるからです。

 

「同じ人間なんだよね…」というところに気がつくということですね。

 

 

子どもの怒りへの対処 – NVCを学ぶ前と後

 

先週シェアした長女をめぐる私の暗黒期。

 

 

相手は3,4歳の子どもであるにも拘らず、

彼女が奇声を上げて泣いたり、大暴れした時には、

恐怖を感じたのを鮮明に覚えています。

 

それは逃げ出したい恐怖とは違いましたが、

目の前にいる娘が何かに憑依されているではないか、とか

暴力的な大人になってしまうのではないか、とか

この状況がずっと続くのではないか、とか

 

何か得体の知れないものに触れるような、

また、未来への不安感から来る恐怖でした。

 

翻ってNVCを学んだ後の今。

 

何度か話題にしている次女のひっかき、噛みつき問題。

最近噛みつきはなくなりましたが、

5歳の今も、まだ思い通りにならないと

怒って叩く、ひっかく、蹴っ飛ばす、大泣きなど

力技で家族に対して攻めてきます。(笑)

 

次女に対して観察される反応は、

先の長女の時とさほど変わらないのですが、

今は全く怖くなく、落ち着いて対処できる自分がいます。

 

それは、次の3つの要因によるものだと思います。

 

 

宝石緑 激しい感情に落ち着いて対処できる訳

1. 目の前の反応が、何らか満たされないニーズがあるために生じているとわかっている

人の感情は、ポジティブであれば、大切にしているニーズが満たされた時に、ネガティブであれば、大切にしているニーズが満たされない時に起こります。
 

2. 互いのニーズに降りて話をする術を知っている

相手のニーズも、自分のニーズも大切にしながら話をすることで、深いつながりを築けます。
 

3. 人として子どもたちに対する信頼がある

NVCを学び、人間の命の強さや性善性に対する信頼度が増しました。かつて未熟な子どもに「教えてあげる」という感覚での子育てだったのが、今は子どものありのままを信頼し、子ども自身のタイミングや方法を尊重できるように。


 

 

そんな私が、今どのように5歳児の怒りをどう収めているかご紹介します。

 

宝石紫 殴る、叩く、蹴る、叫ぶで怒る5歳児への対処手順

1. 感情を予想して言葉にする
(例) 怒ってるんだね。それとも悲しいのかな。

 

2. ニーズを予想して言葉にしていく
(例) 思い通りにならなくて嫌だったのかな。同じようにできることが大事だったのかな。

 

3. 攻撃に対しては、こちらの感情やニーズを口にする
(例) 痛いよ。悲しいよ。ママは安全が大切なんだ。

 

4. 話も聞けてない様子の時は、深呼吸を促したり、背中をさすったり落ち着けるようサポート
扁桃体支配の状態から、理性脳を働かせられる状態へ促します。

 

5. 抱っこ OR 近くに座ってスキンシップのタイミングを探る
バタバタしたり叩いてくる時も、腕に収まろうとする気配がある時はそのまま抱っこ。抱っこできない時は、近くに座る、時折スキンシップを試みて様子の変化を探ります。

 

6. 並行して娘のニーズ、具体的な言い分を聴きだす
(例) 仲間に入れてもらいたかったのかな?もっと〇〇したかったのかな?

 

 

すると、「わかってもらえた」という瞬間、もしくはこちらの想いを「受け入れた」という瞬間が来て、その途端身体の強張りが緩みます。そして、さっきのまでの怒りは何だったんだ?と思うほどの笑顔でご機嫌モードへ即転換(笑) この辺りの反応は、個々の性格にもよると思いますが…w

 

 

 

子どもの癇癪、どうしていいのかわからない。

どんどんエスカレートする姿に

怖さすら覚えている人もいるかも知れません。

大人の言い分を押し付け、力で押さえつけていると逆効果です。

 

子どもたちは、決してモンスターではありません。

 

子どもの頃、話しを聴いてもらえなくて、

信じてもらえなくて、悲しかった覚えはありませんか?

 

大泣きしている、怒っているその子には

満たされないニーズがあるのです。

満たされないニーズによってそんな感情が生まれたのです。

 

話を聴いてみませんか?

安心してください。

どんな大切な想いがあったのか、

聴いてもらえたら人は必ず落ち着きます♡

 

(LEGO大好き長女が作ってくれたハート💕)

 

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Gratitude Practice – 感謝の練習

*詳しい記事はこちら

Observation (感謝する事実):
 昨晩ベッドに腰掛けて瞑想しようとしていたら、気づいた次女が隣の部屋からヨガマットを持ってきて広げてくれた

 

Needs (満たされたニーズ):

 配慮、気遣い、思いやり、あたたかさ、理解してもらうこと、発見
 

Feelings (その事を思った「今」の感情):

 嬉しい、あたたかい、信頼している

 

Power (その事実に対する自分の貢献):
 娘たちがしてくれた気遣いに対して、忘れずに感謝の言葉を伝えている

☆トイレについてきて〜という娘のリクエストに応えて、寝室へ向かったので、

急に思い立って1人そこに残り瞑想タイムを取ることに。

いつもと違うところに座っていると気づいた次女が、

頼んでもいないのにヨガマットを別の部屋から持ってきて広げてくれました♡

2歳の頃から、出かけるパパにカバンを手渡してあげたり、

雨が降りそうな日は傘は持ったかと確認してくれたり、

何かと気の利く次女ちゃんです。
 

 

Thanks for reading ♡

 

 

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🦒NVC Singapore 創設者 Miki AmritaによるBYST連載コラム

 

『Miki Amritaの水瓶座時代の愛と使命の創り方』

 

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