07 Jun 平和に貢献するケンカのおさめ方
共感コミュニケーションで幸せになろう!NVC Singapore🦒 Shihoです。
毎週日曜日は、
NVCを体系立てた
Marshall Rosenbergの言葉から
その叡智をシェアさせて頂いています。
本日はこちら↓
私たちの社会では、
人に暴力を振るった場合どう扱われるでしょうか。
罪に問われますよね。
「社会の安全を守るため、当然の仕組みでしょう。」
そう感じる方が大半だと思います。
でも、罰を与える事が巡り巡って新たな暴力が生まれる仕組みも作っている
と聞いたらどう感じますか?
そもそもなぜ暴力が引き起こされるのでしょうか?
いじめ、暴言、DVなどの原因を考えてみてください。
例えば、
相手が醜いから?
相手が間違っているから?
自分の方が優れていると思うから?
自分の言う通りにならないから?
これら皆、相手を決めつける
「批判」「評価」が含まれているのがわかりますか?
しかし翻って、そんな決め付けに端を発した暴力を罰することも、
「暴力はいけないことだ!」
と道徳的価値判断によって、相手を「悪いと決め付け」ています。
全く同じ構造なのです。
宿題忘れたなら教室の後ろに立ってなさい。
校則を守れなかったから反省文を書きなさい。
学校でもよくある話です。
TVをつければ、悪役がヒーロー/ヒロインに
倒される様子が毎日流れています。
様々な行為に「いい」「悪い」のレッテルを貼り、
悪い事をしたら罰を受ける。
そんな場面を見続けた子供達は、
いじめがいつまでも無くならないのも
至極当然のように思えます。
「あなたはどんな世界に生きたいですか?」
私が生きたい世界は、暴力のない平和な世界です。
だから、姉妹の子育てにおいて
暴力の根源となる「罰」を用いないように
極力気を付けています。
(戦略的に使う事はたまにあります。夕食に2時間かかるの勘弁!と言う時の
「〇〇時までに食べ終わらな買ったらデザートないよ!」など)
例えば、先日の姉妹喧嘩一コマ。
皆さんだったらどう采配しますか?
娘たちに覚えておいて欲しいと願っているのは、
「全ての行動の裏には、
その人の大切にしていること
(ニーズ)が隠されている。」
と言う事です。
親にとって迷惑な行為だったりすると、
「テーブルなんかに乗った子悪い!」などと
つい断じてしまわれがちですが、
テーブルに乗ったRにも、
「楽しさ」「遊び」のニーズがありました。
つい暴言を吐いてしまったMには、
LEGOに込めた「自己表現」や
それで遊ぼうと思っていた「楽しみ」がありました。
お互いの大切にしているニーズにまで思い至ると、
相手も「同じ人間だ」と言う事に気づきます。
すると、相手に暴力を振るおうとは思えないでしょう。
すぐには許せず、自分のニーズが満たされない悲しみや、
不愉快さは残るかもしれません。
でも、憎しみのような激しい感情は引いていくはずです。
互いのニーズに降りて話ができる。
そんな人が増えたら、もっと世界は平和になると思いませんか?
(実際にNVCは紛争解決にも使われる手法です。)
家庭からできる平和な世界へ向けての貢献。
ぜひあなたにも仲間になっていただけると嬉しいです♡
Thanks for reading ♡
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