サーキットブレーカーで磨かれる〇〇力

サーキットブレーカーで磨かれる〇〇力

共感コミュニケーションで幸せになろう!NVC Singapore🦒Shihoです。

 

毎週日曜日は、
NVCを体系立てたMarshall Rosenbergの言葉から
その叡智をシェアさせて頂いています。

本日はこちら↓

 

ここシンガポールでは
COVID-19の拡大を防止するため、
現在緩やかなロックダウンである、
サーキットブレーカーという措置が4/7から取られています。

 

当初の予定では5/4に終了するはずだったのですが、
開始から2週間が経過した先週火曜日、
より規制内容を強化した上で
6/1まで延長されることが発表されました。

 

「6」という数字が一瞬とても遠くに感じられたのは事実。

 

でも、すでに経過した身動きの取りにくい2週間で
親子関係について新たな学びや気づきがあったり、
Earth Day(4/22)をきっかけに、
ふと、地球にとっては現状の方がより自然で幸せなはずで、
もしかしたら何らかの自浄作用なのかしら…という考えに思い至ったり。

 

こんな想いを抱けるのも、
家族や友人が皆元気で過ごせており、
住む場所も食べるものにも不自由なく、
工夫次第で余暇だって楽しめて、
子供の学習環境すら提供してもらえて…

と、非常に有り難い状況にいるからこそ。

 

私たちの日常生活を守るためにリスクに晒されている方、
また、医療の最前線でこの状況に対応している方々は、
日々言葉では言い表せない不安、恐怖、
そして心身の疲労と対峙していらっしゃる事に思い至ると、
本当に頭が下がり、名前も知らないその人達が
どうか守られますようにと願わずにはいられません。

 


 

それでもHBL(自宅学習)は大変だ….

 

我が家の娘達は現在6歳と5歳。
昨年末から少規模インターに通っています。

 

低学年である事

 +

母語以外で学んでいる事

 

この2つが相まって、
HBLフォローにおける親の負担は非常に大きいのが現実。

 

授業にはもちろん一緒に出席。
指示が理解できていなければ小声でサポート。

 

指名されたらミュートを外し、
集中力が切れてポーッと口を開け始めたら意識回復の刺激を与え(笑)

 

算数やコーディングの
オンラインリソース使用で個別に進める科目は、
子が画面向こうの先生に質問する度胸も英語力もないので、
もはや母親の私が先生役。

 

 

その合間にランチを準備して
20分の休み時間に食べ終わらなければレッスン中に隙をみて口へ運ぶ。

 

クラスが終わったら宿題の手伝い。

 

そんなこんなで、一日あっという間に過ぎ去ります。

 

2週間で磨かれた共感力

 

HBLのスタート当初、
この生活が非常にストレスで、
イライラを繰り返していました。

 

イライラ要因は、
自分の時間が激減した事に加えて、
あまりに娘達が集中しない事。

「ちゃんとしなよ!」で大失敗した話は
以前ブログにも記載しました。

 

今考えれば、5,6才という年齢で
バーチャル環境で40分集中しろという方が無理な話でした。

(そういえば、5歳次女は
食事すらじっと座って食べない子だった!笑)

 

ブログに記載した気づきによって、
子供達の行動を批判するのをやめ、
「まず共感」を徹底。

 

これによって
親子のストレスは明らかに減少しましたし、
子供達も彼女達なりに積極性を持って
授業に取り組むようになっています。

 

自由人5歳児、
実は、HBL2週目の英語授業は
ほぼ席についていませんでした。

 

親としてがっかりもしたし、
本当に「共感」してるだけで良いのか?
と迷ったのですが、
NVC道を歩くものとして、
彼女の想いと力を徹底的に信じてみることに。

 

「やりたくない」想いに共感し、
特に「じゃぁ何をしろ」と指示するわけでもなく、
彼女の自由に。

 

横のソファで読書したり、
時に1人こども部屋で遊んだり、
授業妨害しない限り何をしても良いと
彼女の流れに任せた結果…

 

先週は、英語も姉と一緒に席について
自習(漢字練習など)するようになったと思ったら、
そのうち英語の宿題をするようになり、
金曜日には一緒に授業に出て発言も。

 

正直、嬉しいびっくりでした。

 

鍵は「期待」「〜すべき」を手放す事

 

人は身近な人に共感するのが、もっとも難しいといいます。

 

それは「期待」をしてしまうから。
「期待」してしまうと、
「〜すべき」が顔を出すから。

 

私が手放せていなかった
「期待」「〜すべき」それは…

 

学校では模範的な生徒であって欲しい。

(私がそうであったように…)

 

先生にはとにかく失礼のないようにするべきだ。

(私がそうであったように…)

 

昔から権威に弱く、
他人の目を気にして行動するタチだった私。

 

大人に気に入られる「THE 良い子ちゃん」でした。

 

他人軸になりがちな自分に染み付いた
「〜すべき」を手放さないと
娘に「共感」する事は難しく、

 

だからこそ、今回の一件は
私にとっては大きな学びになったと感じています。

 

 

子供達の持って生まれた力を
本当に心から信頼できているのか。

 

「自分軸で生きる」と
「他を尊重する」をどう伝えていきたいのか。

 

もっともっと自分と向き合え!
そんなメッセージを受け取っている
サーキットブレーカー期間です。

 

誰かに共感するのが難しい時、
そこには貴方を縛っている「〜すべき」が隠れています。

 

貴方自身の「〜すべき」に気がつき、手放しましょう。
必ずや共感力が上がります。

 

STAY SAFE!

THANKS FOR READING♡

 

 

🦒NVC Singapore 創設者 Miki AmritaによるBYST連載コラム

 

『Miki Amritaの水瓶座時代の愛と使命の創り方』

 

【最新 第7回】https://byst.sg/2020/04/01/nvc-miki-7/

 

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