プレイデートで改めて知る、共感実践のための2つの力!

プレイデートで改めて知る、共感実践のための2つの力!

共感コミュニケーションで幸せになろう!NVC Singapore🦒Shihoです。

 

毎週日曜日は、

NVCを体系立てた

Marshall Rosenbergの言葉から

その叡智をシェアさせて頂いています。

 

本日はこちら↓

 

先週金曜日、我が家はとても賑やかでした。

娘たちの学校の仲良しさんたち4人が遊びに来てくれて、

プレイデートをしていたのです。

 

週に一回日本語の授業をしに学校へ行っているので、

みんなで集まって遊んでいる様子を見てはいたのですが、

それは授業前のわずかな時間だけ。

 

プレイデートはたっぷり4時間以上

仲良し6人組のバスの席決め、おやつ、室内遊び、

外遊びのチーム決め、夕食など、様々な局面での子供たちの関わり合いが見られ…
 

いやぁ〜非常に勉強になる時間でした!

 

これから教育の現場に共感コミュニケーションを広めようとしている立場として、

 

授業とは違う自由な時間で、実際に現場でどういう事が起こりうるのか?

教科書通りのNVCの会話がどの程度成り立つのか?

共感的に関わろうとする際に、どういうポイントに気をつけるべきなのか?

 

そんな事を改めて考えるきっかけとなったのです。

 

本日の記事は、

子どもたちの集まる場で共感コミュニケーション実践を目指す方の

お役に立てる記事内容かと思います。

 

 

 

ズバリ!重要なのはこの2つの力

 

 

(1)冷静な観察力
 
 

子どもたちの性格、関係性、現場の状況などを

落ち着いて冷静に観察できる力。

今回改めてこの力が欠かせないと実感しました。

 

自分の思い込みや評価判断を傍に置いて、

子どもたちの生まれ持った力や優しさを信じ、

「その時」の状況だけを切り取って観察すること。

 

この難しさといったら…。

 

  • 自分自身が持っている「常識」に囚われて判断、評価しそうになったり

 

  • それまでの印象で大目に見てあげられたり、逆に過剰に心配してしまったり

 

  • 「〇才ならこれくらいできるよね…」といった期待や思い込みから評価判断しそうになったり

 

つい自分の子供や普段遊んでいる仲良しさんたちが

「普通」だと思ってしまうものだな…と

自分の反応を通じて身を引き締めたところです。

逆に、普段接している子供達は、

こちらの使う感情言語やニーズの言葉を理解していたり、

共感の心地良さや作法を心得始めていたり、

子供達自身で「平和」な関係を築く力が

確実に身に付いているんだと言う事実と、

NVCで子育てをする効果を改めて実感できたことは嬉しい発見でした。

 

たとえ時間がかかっても、

時々に納得いく反応が得られない事があっても、

諦めずに関わる事で平和の根は間違いなく育っているなと✨

 

 

 

(2)高い翻訳力
 
 

これは、

子供の表現の奥底の願いを汲み取ることはもちろん、

それによって自分がトリガーされにくくもなりますし、

 

加えて、

普段声をあまりあげない子の感情ケアをするためにも

大切な力だと考えています。

 

たとえば金曜日のプレイデートにて、

 

 

Aちゃんが大切に作りかけていたブロックを、

Aちゃんが外遊びに出かけている間に…..

 

(以下会話は適当に日本語に翻訳しました…)

 

Bちゃんが、

「あ、これバラバラにしてヘンテコに作り直しちゃおう〜!」と

愉快そうに崩そうとしていました。

 

 

一瞬声をかけようか迷ったのですが、
真剣な様子だったAちゃんの顔が思い浮かび、

つい横から…

 

「ぐちゃぐちゃにしたら楽しそう?」

「Aちゃんがんばって作っている途中みたいだよ?」

 

そう声をかけると。

 

飄々とした顔をして、

(Bちゃん)「知らな〜い!」

 

(私)「Bちゃんは、自分の大切な作品を途中で壊されたらどんな気持ちになるかなぁ?」

 

(Bちゃん)「うれし〜い!」

 

結局スキップしてブロックには触れずに去っていったので、
言葉とは裏腹に、

「まずかったかな〜」という気持ちや
「Aちゃんの気持ちを考える」ということを

してくれたと信じているのですが…。

正直、一瞬トリガーしそうになりました!!(汗)

 

「知らないじゃないよね!」

「嬉しい?!本当かあ〜?!」って。。。
 

「そっかぁ〜Bちゃんはうれしくなるんだね〜」と

できる限り柔和な声で感情を伝え返しましたが、
少々顔はひきつっていたかもしれません。(笑)

 

 

子供にシラを切られても、

大人が明らかにウソだとわかる言葉で返されても、

その子の感情とニーズを想像し翻訳し続ける。

 

何か目立つ事をしてみんなに見て欲しかったのかな?

心理的な安全性を守ろうとして逃げたのかな?

 

子供の状況によっては想像したニーズを伝えてみるのですが、

コロコロと変わる子供の遊びのテンポ、

感情の変化のテンポに、

それができないことは往々にあるものです。

 

それでも、頭ごなしに怒られなかった子供の心で、

感情を想像され、そこに思いやってみた子供の心で、

思いやりの芽がむくむくと育ち始めたと信じて関わり続けるのです。

 

 

そして鉄則をいつも胸に
 

『教育の前に共感を』

 

これはいつ何時も胸に留めておきたい、

子供達と関わる上では必須の心得。

 

目の前ですぐ結果が見えないと、

焦ってしまったり、

相手の素質を疑う気持ちが生まれたりしますよね。

 

力を振りかざし、

罰や褒美で相手を動かしてしまった方が、

その場は思い通りに状況を操作できるかもしれません。

でも、考えてみてください。

あなただったら、

こちらの想いも本意も理解せず、

頭ごなしに行動を修正してくる人の言うことに耳を傾けたいですか?

 

ありのままの自分に共感し、

身体の奥底から湧き上がる願い(ニーズ)につながる事に

導いてくれる相手の話に耳を傾けたいですか?

 

自分がされたい様に

子供達にも接したいですね。

 

——–

 

Gratitude Practice – 感謝の練習

*詳しい記事はこちら

Observation (感謝する事実):
 インターへ転校して1年が経過。娘たちが友達に恵まれ、楽しく学校生活を送っている事。

 

Needs (満たされたニーズ):

  イキイキさ、成長、祝福、効果的である事、目的

 

Feelings (その事を思った「今」の感情):
  ありがたい、安心、感心する、誇らしい、満たされた

 

Power (その事実に対する自分の貢献):
  インターへの転校を提案したこと。娘たちをサポートし続けている事。

 

*昨年12月から通い出した現在の学校。なかなか特殊な学校ですが、娘たちはその特色を生かしてグングンと成長を遂げています。何より仲良しのお友達にも恵まれて、楽しそうに通ってくれるのが嬉しい限り。通わせる決意をして、学費を払い続けてくれる旦那さんにも感謝♡
 

 

Thanks for reading ♡

 

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『自分を生きたい女性のためのコミュニティ【SOPHIA】』

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