14 Jun かつて娘は敵でした
共感コミュニケーションで幸せになろう!NVC Singapore🦒Shihoです。
毎週日曜日は、
NVCを体系立てた
Marshall Rosenbergの言葉から
その叡智をシェアさせて頂いています。
本日はこちら↓
シンガポールへ来る前のおよそ1年間、
まだ私がNVCに出会う前。
先に旦那さんがこちらに単身赴任していたため
我が家は日本で母子生活でした。
朝5時前から起床して、
朝食+夕食の仕込み。
都県越境して2カ所の保育園送迎をし、
片道1.5時間の通勤。
夕方迎えて帰宅したら、
就寝時間までの2時間ちょっとを
分刻みで過ごす。
食事中は、
子どもの相手をしながらも
「あと5分で食べさせないと、
寝る時間が遅くなっちゃう!」
布団に入っても、
「明日の朝は、
冷蔵庫のあれを仕込んで…
あ、明日の荷物確認したっけ?
。。。早く寝ないと寝坊しちゃう..」
常に先のことを心配し、
今思えば、ずっと心ここにあらず。
リラックスなんて言葉は
どこにもない生活でした。
そんな生活の中、
娘たちがピリピリしない訳がありません。
長女は、大規模園への転園と
パパが急に不在になったストレスもあり、
日に日に親の意向とズレた行動が目につくように。
妹に手を上げる。
1人でできる事も、何でもやって欲しい。
自分の望みが通らないと大騒ぎ。
なんでも嫌だと言ってみる。
一分一秒を無駄にしたくない私にとって、
時に彼女の行動一つ一つが障害に感じられて…
生活のフローを妨害する敵とみなしていたように思います。
「お願いだから協力して…」
それでも泣き続ける子に、
「もうっ泣きたいだけ泣けばいいよ!
でも、明日のことがあるからママは〇〇するからね。」
いやはや、今思うと長女が可愛そうすぎます。
辛かったろうに…。
寂しかったろうに…。
(一番大変だった頃。2人の寝姿を見ながら何度涙した事か…。)
NVCを学んだ今、
当時の状況に対応しようとするとどうなるか。
決して娘は、私の敵なんかじゃありませんでした。
何らか訴えていることがある事は、
当時の私もわかっていました。
傾聴しようとした事もありました。
でも、
・自分に共感が足りなければ人に共感する事は難しい。
・「みんなその時々に大切にしているニーズ」がある。
・自分の望み通りの結果を求めて話を聴いても
(例えば、「話を聞けば自分で歯磨きしてくれるだろう」とか。)
それは共感、傾聴できているとは言えない。
こういうことを知らなかったから、
全く娘とつながれなかったのです。
娘の想いに十分に寄り添えていたら、
母娘の生活はもっと穏やかで、
笑顔が多かったことでしょう。
あんなに体調を崩す事もなかったでしょう。
振り返って共感して見えてきた世界は、
自分1人で家庭を守っている気になって
抱え込えこんでいる自分+泣いている子どもたち
ではなく、
よりあたたかく、
互いの命に寄り添える世界でした。
そこから歩み出せる世界は、とても豊かだと思うのは私だけでしょうか。
みなさんが生きたい世界はどんな世界ですか?
それは「共感」の力で創り出せるかもしれません♡
Thanks for reading ♡
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