平和に貢献するケンカのおさめ方

平和に貢献するケンカのおさめ方

共感コミュニケーションで幸せになろう!NVC Singapore🦒  Shihoです。

 

毎週日曜日は、

NVCを体系立てた

Marshall Rosenbergの言葉から

その叡智をシェアさせて頂いています。

 

本日はこちら↓

 

私たちの社会では、

人に暴力を振るった場合どう扱われるでしょうか。

 

罪に問われますよね。

「社会の安全を守るため、当然の仕組みでしょう。」

そう感じる方が大半だと思います。

 

でも、罰を与える事が巡り巡って新たな暴力が生まれる仕組みも作っている

と聞いたらどう感じますか?

 

 暴力と懲罰の関係 

 

そもそもなぜ暴力が引き起こされるのでしょうか?

いじめ、暴言、DVなどの原因を考えてみてください。

 

例えば、

相手が醜いから?

相手が間違っているから?

自分の方が優れていると思うから?

自分の言う通りにならないから?

 

これら皆、相手を決めつける

「批判」「評価」が含まれているのがわかりますか?

 

しかし翻って、そんな決め付けに端を発した暴力を罰することも、

 

「暴力はいけないことだ!」

 

と道徳的価値判断によって、相手を「悪いと決め付け」ています。

全く同じ構造なのです。

 

 子供の日常にも 

 

宿題忘れたなら教室の後ろに立ってなさい。

校則を守れなかったから反省文を書きなさい。

 

学校でもよくある話です。

 

TVをつければ、悪役がヒーロー/ヒロインに

倒される様子が毎日流れています。

 

 

様々な行為に「いい」「悪い」のレッテルを貼り、

悪い事をしたら罰を受ける。

 

そんな場面を見続けた子供達は、

 

 

 悪い事をしたら罰されるんだ。

 悪い事をした人は罰していいんだ。

 そう学んでいくでしょう。

 

 すると、誰かが決めた/自分の考える

 「正しさ」から外れた人には、罰を与えていいんだ!

 と、暴力すら正当化できる思考を手に入れます。

 

 

いじめがいつまでも無くならないのも

至極当然のように思えます。

 

 子育てで平和貢献 

 

「あなたはどんな世界に生きたいですか?」

 

私が生きたい世界は、暴力のない平和な世界です。

 

だから、姉妹の子育てにおいて

暴力の根源となる「罰」を用いないように

極力気を付けています。
(戦略的に使う事はたまにあります。夕食に2時間かかるの勘弁!と言う時の
「〇〇時までに食べ終わらな買ったらデザートないよ!」など
アセアセ)

 

例えば、先日の姉妹喧嘩一コマ。

皆さんだったらどう采配しますか?

 

 

ちょうちょできごとちょうちょ

 

 6歳Mが何時間もかけて作ったLEGOを、

 5歳Rがテーブルの上に乗ったことで落として壊してしまった。

 

 6歳M 一瞬固まって..

 「っんもう!ーー(やや暴言ちっくな発言でびっくり、
  言葉は忘れました)
ーー次やったらもう

  2度とLEGO触らせないからね!!」プンプン!

 

 Rに怒られたM、罪悪感も手伝ってか、

 「ウェ〜ん(T T)」

 

ちょうちょ私はどうしたかちょうちょ

 

 1. まずは冷静に状況を観察。どちらがより共感される事を必要としているか…。

 

 2. Mの気持ちを想像し「ショックだよね…悲しいね…」と話しかけるも、涙は見せず片付け始めた。Mは後で話が出来そう、泣き出したRに先にケアが必要と判断し、Rのケアへ。

 

 3. 抱っこし気持ちの代弁:「壊しちゃったね..大きな声で言われたのが怖かった?まずいことしちゃったなぁって気持ちかな?」

 

 4. 姉Mにとって、壊れたものがどんなに大切なものだったのかRに話してみる。

 

 5. 泣き止み落ち着いたところでMへ。Mの気持ちを想像しながら気持ちや状態を聴き、Rにとってテーブルに乗ると言う事にどう言う意味があったのかを話しました。

 

 

 

娘たちに覚えておいて欲しいと願っているのは、

 

「全ての行動の裏には、

その人の大切にしていること

(ニーズ)が隠されている。」

 

と言う事です。

 

親にとって迷惑な行為だったりすると、

「テーブルなんかに乗った子悪い!」などと

つい断じてしまわれがちですが、

 

テーブルに乗ったRにも、

「楽しさ」「遊び」のニーズがありました。

 

つい暴言を吐いてしまったMには、

LEGOに込めた「自己表現」や

それで遊ぼうと思っていた「楽しみ」がありました。

 

お互いの大切にしているニーズにまで思い至ると、

相手も「同じ人間だ」と言う事に気づきます。

すると、相手に暴力を振るおうとは思えないでしょう。

 

すぐには許せず、自分のニーズが満たされない悲しみや、

不愉快さは残るかもしれません。

でも、憎しみのような激しい感情は引いていくはずです。

 

互いのニーズに降りて話ができる。

そんな人が増えたら、もっと世界は平和になると思いませんか?

(実際にNVCは紛争解決にも使われる手法です。)

 

家庭からできる平和な世界へ向けての貢献。

ぜひあなたにも仲間になっていただけると嬉しいです♡

 

 

 

Gratitude Practice – 感謝の練習

*詳しい記事はこちら

Observation (感謝する事実):
 1日断食チャレンジを一緒にしてくれる仲間に恵まれ、上手くいった
 

Needs (満たされたニーズ):

 仲間、協力、あたたかさ、楽しさ、挑戦、発見
 

Feelings (その事を思った「今」の感情):

 感謝、満足、いきいきした、幸せ

 

Power (その事実に対する自分の貢献):
 FBで仲間を募集した

☆いやはや、初チャレンジのファスティングが、本当に楽しく安心して乗り切れました!
経験者のみんなが惜しげなく情報をシェアしてくれて、

とても支えられました。みんなありがとう〜♬
様々な効果が嬉しく、私のみならず、みんなハマった様子だったので、定期開催する予定にしています♪

 

Thanks for reading ♡

 

 

🦒公式ラインでは、忙しいママの心をホッと楽にする投稿や、クラスのお得情報をお送りしています。

 

💡「セルフリーダーシップとは何か?」がわかる、特別無料動画プレゼント中💡

 

🦒NVC Singapore 創設者 Miki AmritaによるBYST連載コラム

 

『Miki Amritaの水瓶座時代の愛と使命の創り方』

 

【最新 第7回】https://byst.sg/2020/04/01/nvc-miki-7/

 

🦒NVC Singapore Website

 

https://nvc.sg