
31 May 「出来ないよぅ…」への寄り添い方
共感コミュニケーションで幸せになろう!NVC Singapore🦒Shihoです。
毎週日曜日は、
NVCを体系立てた
Marshall Rosenbergの言葉から
その叡智をシェアさせて頂いています。
本日はこちら↓
ここシンガポールでは、
いよいよ来週からCB(サーキットブレーカー)という名の
ロックダウン状態から、少しずつ回復期に入ります。
学校も再開されますが、
隔週/隔日通学だったり、
もちろんマスクは義務付けられ、
子供たちが友達と遊んだりする事は許されていません。
こういった状態ではかえって
子供にストレスがかかるばかり..との判断で、
我が家の娘たちのインターナショナルスクールでは
6月も全面オンライン授業となる事が確定しています。
4/7から本格的に始まった在宅学習、
もうすぐ3ヶ月目に突入する事になりました。
「あ~仕事出来ないし大変だ…
次女をなんとかPCに向かわせたい…」と、
もがいていた1ヶ月目。
「なるべく自分で対応してもらおう…
次女は好きな科目だけ参加すればいいや…」と、
肩の力が抜け始めた2ヶ月目。
ほとんどの授業を放棄して、
本を読んだり遊んだり好きに過ごしている次女ですが、
面白いもので、ちゃんと好きな授業では
張り切ってPCの前に座ります。
自由にさせた結果、今までに増して
ハッキリと彼女の「好き」「得意」が見えてきた事、
それを通して彼女のペースで学びに向かっている事が嬉しいし、
セルフリーダーシップを伝える者として
「やっぱりこれでいいんだ」という確信を強くした
経験にもなりました。宝ですね!
一方、もうすぐ7歳の長女Mはと言いますと、
気乗りしない科目には時にブーブー言いながらも、
頑張って全授業に出席しております。
妹の対応と相反するようですが、
Mは学齢期に入っていますので、
「大好きなことを大切するのは良いけれど、
中学校のお勉強までは完全に習得した方がいいよ。
基礎学力がないと自分の好きを深めることも広めることも出来ないからね!」
と話をして、諦めないでチャレンジする事に重きを置いています。
そんなM、時折授業中に
「あ”あ”あ”~~う”う”~」と
何やら唸り声をあげながら机の上に倒れ込みます。笑
それはそれは苦々しい顔をして、
机の上で身体をモゾモゾ。。。
「出来ないよぅ~無理だよ~」
完全に、自己批判モード。
チャレンジに向かう力がなくなっている時です。
自分を評価したり批判したりしてしまう時、
その人の中にはなんらか満たされないニーズが存在しています。
この記事を書くにあたって、
久しぶりにキッズ用NVCカードを取り出してみました。
親の私の予想はこんなニーズ。
(気にかけてもらう/聞いてもらう/学び/サポート/休憩/上手くできること)
予測した後で、M本人に聞いてみました。
「授業中にもうダメだ~ってなっちゃう時、
Mちゃんにはどんな大切なニーズがあるのかな?」
彼女が選んだのはこれだけ。
(上手くできる事)
<ちなみに、写真のNVCカードはこちらを利用させていただいています♡>
なるほどね~。
親としてちょっと改めて身が引き締まりました。
やっぱりわかったつもりの
コミュニケーションではいけないな、と。
今まで、Mの状態を見て
「もう助けが欲しくなっているのか?」
「授業中なのにもう休みたくなっているのか?」
そんな思いが先に立って、
口では「助けてほしいの?疲れたの?」と
ニーズに共感しているように見せかけて、
内心「甘えてないか?すぐ諦めない~!」
という声が大きくなって、
ガッカリしたりイライラしたりしていたからです。
(仕事しかけていた自分のリズムが
崩されたことも手伝って、全く共感できてない。。w)
彼女は兎にも角にも、
「自分に出来ない。」
これが悔しくて、悲しかったんですね。
それが「あ”~…」という声に、
モゾモゾ苦しそうに動く身体の表現に集約されていた想い。
親の私に出来ること、それは…
「出来ない」を「出来る」に一つ一つ変えていく
彼女自身が自分に対する信頼度を積み上げていく
そのプロセスに寄り添い、励ますこと。
大きな山も一歩一歩、
時には遠回りしたり、座って休んだり、
たまに近道を見つけて喜んだりしながら、
自分で進んでいけるようにサポートすること。
一息ついた今回の振り返りのおかげで、
来週から共感度上げて関わっていけそうです。
Thanks for reading ♡
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