03 May 全ての「〇〇〇」を美しいと感じる理由
共感コミュニケーションで幸せになろう!NVC Singapore🦒Shihoです。
毎週日曜日は、NVCを体系立てたMarshall Rosenbergの言葉から
その叡智をシェアさせて頂いています。
本日はこちら↓
このところFacebook上で
昔の写真のアップするのが流行していますね。
それらの写真を見る度に、
みんな誰かの子どもで
必ず誰かと血の「つながり」があって
この世に生を受けた事に思い至ります。
また、
その写真を愛おしい想いで
撮影した人達の愛を感じます。
多くの場合それらの写真は
その人の「いい時」を切り取ったもので、
今日に至るまでには、笑顔や喜びばかりでなく
たくさんの怒りや不安、悲しみと向き合った時間もあるでしょう。
そんな事を想いながら写真を眺めると、
写真の中の小さな女の子・男の子が
悲喜交々を味わいながら成長し「イマココ」に在るというその事に対し、
敬意の想いすら湧き、とても美しいなと感じます。
写真に写るあどけない表情に
心からの拍手を送りたくなる今日この頃。
(自分と兄にも拍手! 腕の骨のヒビは痛かったけど、ギブスが嬉しかった頃(笑))
今回のMarshallの言葉に関連して私が思い出すのは、
高1の夏休みに出された「私とは何か」というレポート課題です。
私はこの課題をきっかけに
自分の命は「つながり」によって支えられ
自分の命は「生かされている」
という事を強く認識するようになりました。
「私とは何か」
あまりに哲学的なその問いに当初途方に暮れていたものの、
非常にシンプルに事実と思われる事を辿っていった結果、
次のような事に気がついたのです。
自分が生きて生活していく上で
直接的に多数の人に、
間接的にも顔も知らない無数の人のお世話になっており、
自分はその「つながり」の中でしか生きられないという事。
そして
自分がこの世に存在するためには、
排他的なところがある宗教で片付けきれない
全ての命を包含した何か偉大な力が働いているとしか思えない事。
私には両親がいて、祖父母がいて、その人達にも親がいて..
人間が存在する前にもどうやらこの地球は存在したようで..
と自分の源流を辿っていってみました。
すると、
地球はそもそもどうやって生まれたんだろう?
地球が存在する宇宙はビックバンによって生まれた?
ビックバンが起こる為の物質はどこから?
そんな問いを投げかけることになり、
そこには人間が解明しようにもできない
何かの存在を認めざるを得なかったのです。
命は何かによって「生かされている」と。
私たちの命は
何らかの意思が働いてこの世に生まれている
何かしらの力によって生かされている
そして、人は必ず誰かに支えられている
心からそう思うようになった高1の夏でした。
私の身体の中にも、
あなたの身体の中にも、
まるで意思を持ったかのように
私たちを生かしている命があります。
(心臓は意思に関係なく動きますよね?擦り傷ふさがりますよね?)
この繊細で精密な身体を作り上げた命があります。
唯一無二の指紋や虹彩を生み出す命があります。
それは、動物や植物だって同じ事。
私たちに必要な酸素を作り出してくれる
窓辺から見えるあの緑も、
一雨ごとにそれらを蓄え
生き生きと日に輝き
季節が巡れば新しい芽を芽吹く。
壁を這うヤモリちゃんの尻尾は、
切れてもまた生えてくる。
(ここにはヤモリがいっぱいいます🇸🇬)
この世の中は、
想像を絶する複雑さと偉大さと
不思議さと貴重さで
全ては「つながっている」
私たちは「生かされている」
ひとつひとつの命が美しいと感じませんか?
今現在
辛く苦しい想いをしていて、
こんな話腑に落ちないし、
恨めしいとさえ感じる人もいるかもしれないけれど…
誰かを攻撃して
必死で自分を守ろうとするあの人も
そんな美しさの中で命を与えられているのです。
時に強く
時に脆い
命の美しさ
どう受け止めるかは皆さん次第ですが、
改めて思いを馳せてみるきっかけになれば嬉しいです。
Thanks for reading ♡
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