11 Oct 「ママやだよ〜！」の夜泣きを真摯に受け止めた結果…
共感コミュニケーションで幸せになろう！NVC Singapore🦒Shihoです。
毎週日曜日は、
NVCを体系立てた
Marshall Rosenbergの言葉から
その叡智をシェアさせて頂いています。
本日はこちら↓
どんなに辛辣に聞こえるメッセージの裏にも、
話し手が大切にしたいと願う想い、ニーズが隠れています。
投げかけられて痛みを感じる程のメッセージでも、
その奥底に必ずあるのは、
人生をより豊かにしたいと願う温かな命のエネルギー。
聴き手が感情とニーズにフォーカスし、
刺々しいメッセージに共感的に寄り添えたならば、
それは話し手への大きな大きな贈り物となるのです。
と同時に、
それは聴き手にとっても、
気づきや発見、貢献、つながりのニーズが
満たされる時でもあるはずで…。
トゲのあるけど美しく芳醇な薔薇のようですね。
今日は、この言葉に関連して、
HUCさんでもお話しさせていただいた、
私がNVCを始めた直接的なきっかけである、
長女Mとの一件について記していきたいと思います。
….とその前に。。
先週日曜日、
NewsPicksから生まれたHUC(母親アップデートコミュニティ)さんの
一般公開イベント – サテライトカフェ にて、
NVCのお話をさせていただきました！
女性たちばかりかなと思っていたら、
なんと男性の方々にもご参加いただき、
計30名を超える方にお話を聴いて頂くことができました。
もう、みなさんとても熱心に耳を傾けてくださり、
こちらが感激でございました！
HUCでは、先日NVC読書会が終了したばかりだったのですが、
(そちらにもお呼び頂きました。)
なんと、近日改めてNVC精読会がスタートするそうです。
NVCを学んでくださる方が増えることが、本当に嬉しい♡
にしても、HUCのみなさん本当にすごいエネルギー！
「誰も否定しない」というNVCにも通づるコンセプトの元、
活発な活動がなされ『学びの宝庫！』素敵なコミュニティです。
https://haha-update.com/about/
さて、話がそれましたが、
そのHUCでシェアさせていただいたのが、
長女Mが登園拒否になった時の話です。
「ママやだよ〜！！」
それは、Mが最も辛かった状態のとき。
夜中に無意識下で大泣きし、
抱っこにも応えず全身をバタつかせ、
時に壁に頭を打ちつけようとし…
そんな発作のような状態が落ち着く頃に
彼女が泣きながら叫んでいた言葉です。
当時の私は、
状況を改善できない焦りや不安など、
様々な思いがあった訳ですが、
その中には、疲れて眠りたい夜中に
泣き続ける彼女へのイライラもありました。
もちろん休息や安心のニーズがあったにせよ、
今思うとその時は、現実を見る覚悟が
足りていなかったように思うのです。
どこかで
「問題は彼女にあって自分にではない。」とか、
「彼女を直さないといけない。」とか、
「そのうちどうにかなるはず。」とか、
そういった類の傲りがあったのではないかと。
精一杯やっているのに..子供に責められるなんて…
私にとっては、とてもじゃないけど
素直に受け止められる言葉ではありませんでした。
でも、
「ママやだよ〜！」
彼女が何度もこの言葉を発し続け、暴れ続ける事で、
私はようやく目を背けたくなる現実を直視し、
彼女の問題ではなく、「自分」の問題として、
逃げずに対処する方向に歩み始めることができたのでした。
そして、それが私をNVC道へ導いてくれました。
(寂しい…聴いてほしい…安心したい…にうまく応えてあげられなかった頃)
私は幼少期から、
怒りや怖さなどの不快感情を極力感じないようにする質でした。
自分の感情に蓋をして仮面を被る事、
その場から逃げる事で対応してきたのです。
自らのニーズを尊重した上で、
自分の本物さから相手とつながることはしてきませんでした。
家族であっても、
親に不満があれば距離を置き、
旦那さんも、先日仲直りをするまでは、
そのうち別の道を歩めばいいやと、本質的な問題解決からは逃げていました。
ところが娘の問題になって初めて
「逃げられない」「逃げたくない」状況になったのです。
＊＊＊＊＊
「ママやだよ〜！」
悲痛な叫び声の裏にあったのは
「聴いてほしい、理解してほしい、
気にかけてほしい、つながりたい、
ゆっくりしたい….. 安心したい、あたたかさを感じたい。」
(私がこの時のニーズを認識できるようになったのは１年後です。。💦)
Mが身体を張って想いを伝えてくれたことで、
その後赴任のために退職するまで、
平日は私の母が全面的に協力してくれるようになりました。
たっぷり甘えさせてくれるおばあちゃんのおかげで、
Mは「自分でいていいんだ」と
感じられる時間と場所を確保することができたのです。
相変わらず父親不在、母も早朝から仕事に出る環境で
寂しかったとは思うけれど、
それは、とてつもなく大きな彼女の心の支えとなったはず。
本当に母に救われました。(感謝！)
母との平日同居が始まって数ヶ月経ったある夜のこと。
次女のトイレ成功祝いに順番にみんなでハグしていると、
Mから「ママとあーちゃん(私の母)もハグして!」とのリクエスト。
それに応えてMの前でハグをすると、
途端に嬉しそうに布団の上でジタバタとし、「なんか私涙出てきた〜。」と。
小さな娘が、家族のつながり、愛を感じたのか、目を赤くして感涙していました。
Mは今でもそうなんです。
家族のつながりを感じる場面ですぐ涙腺が緩む。(笑)
(おばあちゃんの愛で徐々に心の元気を取り戻したM。家族が大好き♡)
まだまだ守ってあげる必要のある大切な命。
私がこの世で一番守りたい2つの命。
置いて逃げ出すわけにはいかない娘たちから発される
真っ直ぐなシグナルと、彼女たちの純粋さは、
不快感情から逃げる癖のある私を本物さにつながらせ、
いつも気づきと学びをもたらしてくれる。
「逃げられない」に苦しんだ事もあったけど、
「逃げられない」に感謝するようになった母です。
M&R、ママの人生を豊かにしてくれてありがとう♡
そう願うあなたにおすすめなのが、
NVC シンガポールオリジナルの進化型講座、
ソフィア セルフ リーダーシップ プログラムです。
共感コミュニケーションを学び、
自他尊重の方法論を実践。
その上で、トラウマ治療などにも利用されるセラピーカードを
自己対話に用い、自分自身への信頼を確かなものにしていきます。
自らが持って生まれた尊い願いに繋がり、
しなやかで強い自分軸を確立する。
愛と生きがいを求める女性たちへ
ぜひ学んでいただきたいプログラムです。
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Thanks for reading ♡
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