16 Aug 共感の方法が分かっても上手できない…そんな時は
共感コミュニケーションで幸せになろう!NVC Singapore🦒Shihoです。
毎週日曜日は、
NVCを体系立てた
Marshall Rosenbergの言葉から
その叡智をシェアさせて頂いています。
本日はこちら↓
前回のブログでは、
月末の講座へお申し込みくださったBさんからのお悩みを元に、
『子どもの大泣き「あっちいけ!」どう対応する?』をお送りしました。
私がNVCに出会う前と出会った後での経験を書かせていただき、
NVCの叡智に出会った後に気をつけている事として、
以下の3つをポイントとしてあげました。
(No.1) 自愛できる子にと望むなら
(No.2)行動調整できない状態を見守る
(No.3)必ずやって欲しい、落ち着いた後の自己認知&行動修正リクエスト
ブログを読んでくださったBさん。
ご丁寧にメッセージをくださり、やりとりの中でこんな声が聞こえてきました。
そうなんですよね。
いくら「こうしたら良いようだ」という方法が理解でき、
それを頭に入れたつもりでも、実際にそう行動できるかどうかは別問題だったりしますよね。
今日は、そんなお悩みに関連して、「どうも共感がうまくいかない!」を
打開する考え方のヒントを3つお送りしたいと思います。
私たちが、学んだ共感コミュニケーションを実践する時、
それを試みる相手は、往々にしてそういったコミュニケーションの作法を知らない相手です。
当然教科書通りの反応をしてくれなければ、共感を試みる前の段階においても、
私たちの神経を逆撫でするような事象が起こったりします。
すると、
「〇〇したのに△△にならない!!」と焦りや新たなイライラが生まれたり、
「理解したつもりだったのに全然ダメだ!」とできない自分に批判的になったり。
こんな時こそ大切にしていただきたいのが
本日のQuoteにある【自己共感】です。
NVCはプロセスランゲージ。
諸行無常、常に移り変わるこの世の中の一瞬一瞬の変化を認め、信じ、つながるコミュニケーションです。
コミュニケーションにおいては、
つい他者との間の関係性ばかりを気にしてしまいがちですが、
NVCの実践において最も気を配る必要があるのは、自分との関係性かもしれません。
一瞬一瞬自分と、その場とつながり直すこと。
自分は今どんな感情を感じているのか?
なぜその感情が引き起こされているのか?
その2つのポイントに意識的であるだけでも、イライラに振り回されることは激減するものと思います。
これまでの人生において、
穴に入りたくなった手痛い失敗、胸が苦しくなったあんな経験、
ネガティブに感じた経験が誰にでもあるかと思います。
でもどんな辛い経験も、人生の糧になっているという実感はありませんか?
例えば私、
幼稚園生の時音楽教室のグループレッスンで、
レッスン中にトイレに行きたくなったのにどうしても言い出せず、
最後の最後に教室でお漏らししてしまい、みんなの前で大恥をかいた事がありました。
今でも鮮明に思い出せる穴に入りたくなった経験の一つです。
人生から消し去りたいと思っていたこんな経験も、
今は、大勢の人がいる前で声をあげる事を躊躇う人の気持ち、
その場の流れを遮る事を恐れる人の気持ち、
人前で恥ずかしい大失敗してしまった人の気持ち、
そういった弱々しい気持ちに寄り添うことのできる懐の広さを
私に与えてくれた大切な経験と捉える事ができます。
思い通りにならない経験も、
人生の糧になるのかもしれないと捉える事はできそうですか?
「そうは言ってもやっぱり思い通りにならないのは嫌だ!」
そう感じる、その事自体にもOKは出せそうですか?
自分の関わりの結果がどんな方向に向かっても、
全ての可能性にOKを出す、そんな心の準備をして臨めると余裕が出てきます。
私たちの多くは、生まれてからこれまで何十年もかけて、
「正しい」と信じて慣れ親しんできた、考え方や行動/思考パターンを有しています。
それは、支配ー被支配の構造であったり、知っている人ー知らない人の構造であったり、
NVCの叡智を用いた共感コミュニケーションで大切にされる平らな構造、
誰もが知っている、という世界観とは大きく異なるものです。
万物は変化しています。
少しずつでも望む方向へ近づく選択をし続ければ、必ず人はその方向に成長します。
その事を信じる事はできそうですか?
そして、私たちが人生の間ずっと蓄積してきた考え方や行動/思考パターンを変えようとする時、
それを変化させるには、これまで長い時間をかけて蓄積してきたように、
ある程度時間がかかってもしょうがないと許容する事はできそうですか?
かつて高1の授業で出会ったこの世の不思議。
世の中はすべて「ゆらぎ」でできているそうです。
「ゆらぎ」とは、その研究の第一人者である武者利光さんによると
「ものの変化、そしてその変化が不規則な様子」。
「ゆらぎ」は自然界のあらゆるところ、私たちの心拍数にも綺麗に現れるそうです。
間違いなく自然の一部として生を受け、この世に生まれ出た私たちの命。
その力強さを信頼しつつ、イライラする日もしない日も、
共感がちょっと上手く行った日も全然ダメだった日も、
真っ直ぐにはいかないあなたの、そして子供達のその成長を、少しゆっくりと見守ってみませんか?
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8月のママ向けオンラインレッスン<「ニーズ」ってなんだろう?>では、
ママたちに自己共感力を上げて頂くのも大切な目標の一つ。
そのためにまずは共感される体験をしていただくのもとても有用だと考えています。
以前セミナーでこんなご感想をいただきましたShihoが、
全身全霊であなたのお話を聴かせていただきます。
子どもに共感できるように、まずは私が共感体感をしてみたい。
とにかく話を聞いてもらいたい…。
そんな方もぜひ、8月のオンラインママ講座にいらしてくださいね。
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読者の皆様のご感想や、
こんな悩みはどうしたらいいですか?!
そんな声もよかったらメッセージでお寄せくださいませ。
お待ちしております。
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