06 Sep 癒されるために必要なこと
共感コミュニケーションで幸せになろう！NVC Singapore🦒Shihoです。
毎週日曜日は、
NVCを体系立てた
Marshall Rosenbergの言葉から
その叡智をシェアさせて頂いています。
本日はこちら↓
先週は、気の流れとして「赦し」がテーマとしてあったそうです。
(これ↑は、NVC Singapore独自の進化型プログラムであるSOPHIA Self-Leadershipの学びをご一緒している、大好きな五術研究家、藍子さんからいただいた叡智です。藍子さんの公式ラインに登録すると、毎朝ホッと心が温まり勇気をもらえる五術の叡智が届きますよ。超絶オススメでございます♡ WEB Pageはこちら。)
皆さんの中で「赦し」を感じる、
そんな時を過ごされた方はいらっしゃるでしょうか？
偶然とは思えないそんなタイミングで、
私は、不意に生じた出来事がきっかけとなり、
痛みや苦しさを伴いながらも、
大きな「赦し」と癒しを体感し、
暖かな希望に包まれる経験をしました。
癒しの話をする前に、
そもそもなぜ私がNVC道を歩いているかという話を軽く…。
NVCとの出会いに恵まれた頃、
私は子育てでも暗闇の底に沈むような経験をし、
(こちらの記事で<NVCを知る前の経験 & 失敗>としてその状況を一部シェアしています。)
同時にパートナーシップにおける大きな失望を抱き、
加えて、10数年のキャリアから方向転換を決意し、
分が心から望む道を歩む事を心に決めた頃でした。
子どもも自分も大切にするつながりの作り方。
パートナーシップにおいて自分を尊重した関係性を築いていく方法。
自らが生きるエネルギーとしている大切な想いにつながる事で、
本当の「生きがい」に出会う事。
私の求めている叡智がここにある。
「この道を歩いていきたい！」
これまで身の回りの平和を保つために、
自分を装ったり、本心を押し殺して生きてきた私にとって、
自分が望む平和な世界を創造しながら、
自分も殺さずに生きていける術があることに心底感激したのでした。
全ての命が大切にされるNVCの世界観に一瞬に惚れ込んだのです。
NVCを学び始めて数年。
日々の生活の中でその叡智を意識し、
NVCの要素である
「観察」「感情」「ニーズ」「リクエスト」の
実践を試みてきています。
特に子育てや、子どもと関わる活動において
試行錯誤を繰り返しながら、
その叡智の持つパワフルさを実感しており、
その中での学びをこのブログや、
ママ向けのニーズ講座などでお伝えしています。
もちろんパートナーシップにおいても、
NVCの叡智を活かしたいと望み、
自分の本物さにつながりながら、
互いを信頼し、大切にできる関係性を望んできました。
しかしすでに記したように、
私は、NVCを学ぶ前にパートナーシップにおいて
大きな大きな失望を経験していたのです。
その大きすぎる失望により私の心は凍りつき、
深いつながりを築けるパートナーと共にいたいという望みとは裏腹に、
いくら感謝のワークをしてみても、
いくら共感を試みてみても、
どこか心の奥底では「無理をしている自分」を感じ続けていました。
共感を自分自身と子どもとに実践する事で、
パートナーの態度が望むものに変わりつつあったにも拘らず、です。
そして、嘘のつけない私は、
それらを上手く取り繕う事もできず、
その冷たい空気感は日に日に大きくなっていたのでした。
何度めかに、パートナーの怒りと悲しみが沸点に達した先週。
「自分の本物さを生きられないのなら、
今後の家族のあり方が変わっても良い。」
心底そう思える力を自分の中に育めた事で、
ようやくパートナーへ過去の失望を全て包み隠さず伝える事ができました。
(この力を育めたのは、SOPHIA Self-Leadearshipの学びと仲間のおかげ♡
プログラム紹介記事へのリンクは記事の最後でご紹介します。)
詳細は控えますが、私の最も大きな嘆きはこれでした。
「孤独だった。」
我が子の命の健やかさや、その未来に大きな不安を感じ、
自分の選択の正しさを信じきれない不安を抱えていた時。
周囲からの物理的な助けに心から感謝をしつつも、
良かれと思って投げかけられるアドバイスに、
全ての板挟みとなって苦しんでいた時。
パートナーに助けを求めたのに
寄り添われなかったことへの深い深い嘆き。
それ以前の小さな失望の蓄積と相まって、
いつの間にか溶かしきれない大きな氷山のように
私の心を凍らせていたものを、
今回改めて胸に抱き、涙を流して嘆き切り、
勇気を出して相手に伝え、
そして十分に聴かれた事が実感された時、
一生かけても溶けないと思いかけていた氷山が、
消えて無くなっていくのを感じました。
ハートを縛り付けていた紐が緩み、
全体に暖かく血が通い、
そのスペースがさらに大きくなり
ゆとりが生まれるような感覚。
これまで頭で無理をして、素直に感じる事のできなった
パートナーへの感謝の想いも湧いてきた。
それができなかった事で、
自分の一部が死んでしまったようだ…と感じていたので
この感覚が戻ってきた事は大きな安心でもありました。
私の中で満たされていなかったニーズ。
それは、
受容
価値の承認
本物さ
ケアされる事
サポート
気のおけなさ
思いやり
つながり
相互依存
理解される事
そして、嘆き。
外からはとても幸せそうに見える家族なのに、
間違いなくそこにあった孤独への嘆き。
私が心を閉ざし、２人ともが孤独になった。
家族になった事を喜べなかった日が
いくつもあった事への嘆き。
対立を恐れずにつながろうとする事を
選択する力がなかった事への嘆き。
互いの痛みを聴き寄り添う術を
知らなかった事への嘆き。
満たされなかったニーズを求めていた自分に温かい共感を送り、
日常を気丈にこなすために、嘆ききれていなかった自分と
胸が痛くなるほどの嘆きを共にしました。
すると不思議と相手を責める気持ちは消え、
そこに「赦し」と心の開放感が生まれたのです。
それはとても大きな癒しでした。
加えて私は幸運にも、パートナーからも
「満たされなかったニーズを聴いてもらえた」と
実感できる言葉をもらう事ができました。
今は、この先の未来へ暖かな希望が見えています。
９回目を迎える今年の結婚記念日は、
恒例だったはずの家族写真を撮影できたら良いな、
と素直に思えるのでした♡
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Thanks for reading ♡
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