03 Jun 【ママ的NVC道:子供帰宅後の家での過ごし方-ママのイライラを減らす最強の方法!】
「学校から帰ってきた後、ダラダラして思うように動いてくれないのよ〜」
こんなママのお悩みよくありますね。
そういうママがどういう行動に出ているかというと、
1.細かく指図型
「宿題しなさいよ〜」「次は〇〇しないといけないじゃないの?!」
2.文句たらたら型
「もー遊んでばっかりいないで!」
「9時までに寝るんだから、ちゃんと時計見てるの?」
こんな感じになっているママ、多いのではないでしょうか?
日々忙しいママの頭の中には、寝るまでのおおよそのスケジュール感があって、
先が見えているから、焦りますよね。
「明日の準備もあるし、また寝る時間が遅くなってしまうわ。」
「翌朝起きられないんじゃ。。」
と、心配になるし、イライラしてくる気持ちわかります。
私がそうでした。
でも、NVCと出会い気がついたんです。
「思うように動いてくれない」という考え方はちょっとおかしいな。
彼女たちは私の操り人形ではないのだから「思うように」動かす対象ではないはずだ。
彼女たちにも感情があり、ニーズがある。それを尊重してあげているだろうか?って。
そもそも、どうして「思うように動いて」欲しかったんだ?
それは、私のコントロール欲求を満たすため?秩序や整理整頓のニーズを満たしたいから?
じゃぁ娘たちのニーズは何なんだろう?休憩?遊び?気にかけてもらうこと?自分で決めてできること?
子供だって、一人一人私と違う好み、感じ方、考え方をする個人なんだ。
彼女たちがやりたい事、快適な進め方、を尊重してあげたい。
彼女達自身の育とうとする力をもっと信頼してあげたい。
自律するということは、自分で考えて行動できること、その結果もし失敗しても立ち上がってこられること、決して人の言うことを聞いてその通りに動くことではないのだから。
そして、伝え方を変えるようになりました。
1. まず、なぜ〇〇をする必要がある、した方が良いと考えているのか、ママのニーズベースで伝える。
2. その上で、ママの言ったことについてどう思うか意見を聞いてみる。
3. 〇〇をどのように進めるか、いつまでに終わらせるか、娘たちに決めてもらう。 (決めたことは書いておくと良いですよ。)
4a. あまりに決めたことから外れそうだったら、「大丈夫かな?できるかな?」と途中リマインドをする。
4b. 途中でもっと他にやりたいことが出てきたら、新たな案を一緒に考える。
(例) 我が家でよくある、明日の準備で子供部屋にいき、そのままお絵描き始めたり、ごっこ遊び始めちゃって集中してしまうパターン。とてつもなく楽しそうだから、「楽しそうだね〜♪このままだと〇〇ができなくなりそうだけど、どうする?このまま遊ぶ?△△までにしなくちゃいけない□□はいつすることにしようか?」と、あくまで意見を聞いて代案を考えてもらう。)
5a. 自分たちで決めた通りにできたら、一緒に大喜びする。褒める!
5b. 決めた通りに出来なかったら、一緒にがっかり。。そしてどうしたらよかったのかな?の問いかけをする。
と、こんな感じです。
これ、最初は本当にハラハラもするし、見てるママは忍耐力がいるかもしれません。
でもこれ、ママのイライラも、負担も減らす最強の方法です!!
まだ5歳/4歳の娘たちですが、この方法でしっかり自走し始めています。
幼稚園準備も、週末の上履き洗い含めてほぼ娘たちが自分たちでやってくれますし、楽になりました!
この写真を撮ったこの日も、プリントしたら?とか私一言も言っていません。
帰ってきて、おやつ食べて、他愛もない話でガハガハ笑って、
お疲れのようだったのでちょっと沢山スキンシップして。
(共感リスニングとスキンシップで、日中外で頑張ってきて減った電池を先にチャージしてあげるのが、事をうまく進める秘訣だと最近痛感しています!)
そうしたら、
「この後〇〇したいから、先にプリントしちゃお〜っと♪」「〇〇ちゃんもする〜♪」
って、2人で楽しそうにプリント学習始めました。
もうママはニンマリ、心の中でガッツポーズ
私の場合、夕食/歯磨き/お風呂以外で
娘達に自ら動いてやって欲しいなぁと願っている事についてのニーズはこんな感じです。
1日3枚のプリントワーク
→[関連するニーズ(娘に対して):(将来的な)安心安全/能力/発見/学び/希望など]
お洗濯/お給食道具を出して、明日の準備
→[関連するニーズ(主にママの):秩序/整理整頓/協力/配慮など]
これらについて、自ら行動して欲しい
→[関連するニーズ:自発性/成長/協力/効率性など]
あなたは、どうしてお子さんに宿題をして欲しい/早く寝て欲しい/計画通りに物事をやって欲しいと思っていますか?
ぜひ、あなたが大切にしているニーズを意識してみてください。
そして、指示したり、頭ごなしに怒るかわりに、それをお子さんに伝えてみてください。
その上で、お子さんの力を信頼し、一緒に計画を立てたり、お子さんが望むお手伝いをしてあげてみてください。
お子さんが決めた通りに動けたら、すごいね!気持ちがいいね!と一緒に喜んでみてください。
どんなきもち?どんなニーズが満たされたかな?と聞いてみるのもいいかもしれません。
ママに信頼されていることが、必ず子供達の自信になると思うんです。
Thanks for reading♡
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☆Singapore West Coast Areaで、音楽と英語の基礎力育成に特化したクラス主宰しています。
“ENGLISH FUN with MUSIC”